<親戚付き合いイヤ>「いとこの兄ちゃんが嫌いだから法事に行きたくない」高校生のわが子の訴えに…?

親戚づき合いは大切にしたいものの、家族のなかには「会いたくない親戚」がいることもあります。とくに子どもの頃にツライ経験をしている場合、大人になってもその記憶が消えず、顔を合わせること自体が苦痛になるケースもあるでしょう。
『「いとこに会いたくないから、おばあちゃんの一周忌に行きたくない」って高校2年生の息子が言い出したのだけれど、どうする?』
投稿者さんによると、息子さんは、旦那さんの姉の息子である28歳のいとこが大嫌いなのだそうです。息子さんが幼い頃、そのいとこが義実家に居候していた時期があり、祖父母に甘えようとすると邪魔をされたり、ゲーム機や漫画を取り上げられたりしていたとのこと。今回の一周忌では法要後に会食も予定されており、息子さんは参加をイヤがっています。
息子さんの気持ちに寄り添ってあげて
まずは息子さんの気持ちを理解しよう、という意見が寄せられました。
『いとこでも相性が悪いことってあるよね』
親戚だから仲良くして当たり前というわけではありません。学校や職場と同じように、相性の良し悪しはありますし、過去にイヤな思いをした相手ならなおさらです。とくに今回の場合、単なる「なんとなく苦手」ではなく、子ども時代に実際にイヤな経験を重ねてきたのです。そのため、「親戚なのだから我慢しなさい」と簡単に片づけるべきではないと考える人も少なくありませんでした。
『「今回は私がついているから」って言うのはどうだろう?』
どうしても出席が必要な場合には、親が味方であることを伝えるだけでも安心感につながるのかもしれません。
法要は出席して、会食だけ欠席しても
今回の相談で注目されたのが、「法要」と「会食」はわけて考えてもよいのではないかという意見でした。
『一周忌の法要には出席して、会食には行かないことはできないのかな』
『法事だけで十分だよ』
息子さん自身も、おばあちゃんのためなら法要には参加するつもりだったようです。しかし、父親が会食を予定したことで気が重くなったと言います。法要は故人を偲ぶ大切な場ですが、会食は全員参加でなければならないものではありません。とくに高校生であれば、勉強や部活動などを理由に途中で帰ることも不自然ではないでしょう。「おばあちゃんへの気持ち」と「会いたくない相手への気持ち」は別問題として考えてもいいのかもしれませんね。
ムリに行かせなくてもいい
一方で、「欠席も選択肢のひとつ」という意見も少なくありませんでした。
『息子さんが会いたくないと言うなら、なんとか理由をつけて会わずに済むようにしてあげてほしい』
『嫌いな人と同席の会食は、美味しくないし体に悪いわ』
『なるべく会わないようにすることも、嫌いな人間に対する対処法のひとつ』
子どもの頃のいじめやイヤな記憶は、大人が思う以上に心に残ることがあります。いじめた側は忘れていても、された側は鮮明に覚えていることも珍しくありません。また高校2年生という年齢であれば、自分の人間関係についてある程度の判断ができる時期でもあるでしょう。
『高2なら適当に理由をつけて行かなくていいと思う』
『高校生なら法事の間、ひとりで留守番できるよね』
子ども自身の意思を尊重してもいいのかもしれません。
『後日、息子さんと投稿者さんだけでお墓参りに行ったらいい』
故人を偲ぶ気持ちは、必ずしも法要当日にしか表せないものではないのでしょう。
大人になったのだから割り切れるのでは、という意見も
一方で、厳しい意見もありました。
『息子さんは高校生で、いとこは28歳の社会人なら年相応の態度を取るでしょう?』
『会社に就職したってイヤな奴はいる。28歳と17歳でしょう?』
『法事と会食では、相手を完全に無視していたらいい』
息子さんはもう高校生です。相手も28歳の社会人となれば、以前とは違う振る舞いをするでしょうし、幼い頃のように直接的なイヤがらせを受ける可能性は低そうです。ただし、だからといって過去の傷が消えるわけではないのでしょう。
大切なのは父親との話し合い
今回のケースでママたちが気になったのは、父親の存在でした。
『息子さんがいとこから過去にそんなにダメージ受けていることを、旦那さんは知らなかったの?』
『会食を予約する前に都合を聞いてよって思う』
『旦那さんは息子さんがいとこと仲が悪い経緯も含めて知っているのかな?』
息子さんが抱えている思いを父親がどこまで理解しているのかは、重要なポイントなのかもしれません。家族の事情を十分に知らないまま会食を決めてしまったのであれば、まずは夫婦で話し合う必要がありそうです。そして息子さん自身の気持ちも含めて、どうするのが最善なのかを考えるべきではないでしょうか。
息子さんが長年抱えてきた思いを軽く扱わず、家族で話し合ったうえで納得できる結論を出すことが何より大切なのでしょう。故人を偲ぶ気持ちと、息子さんの心を守ること。その両方を大切にできる方法を見つけたいものですね。
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文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・Ponko
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