<子どもの体験格差>うちの子に何もさせてあげられていない…みんなに平等って無理だよね? | ママスタセレクト - Part 2

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<子どもの体験格差>うちの子に何もさせてあげられていない…みんなに平等って無理だよね?

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「体験格差」という言葉を耳にしたことはありますか? 格差と聞くと、「学校には通っているのだから十分では?」「すべてを平等にするのは無理ではないか」と疑問に感じる人もいるのではないでしょうか。ママスタコミュニティにも、こんな質問が寄せられていました。

『体験格差についてどう思う? うちは貧乏だから塾に行かせられなかった。みんな平等に同じ経験をさせるなんて無理だよね? 義務教育で小、中学校に行けているだけで充分じゃない?』

投稿者さん自身は、子どもに特別な体験をさせてあげられていないと考えているようです。しかし、どの子どもにも等しく同じ体験をさせることは難しく、たとえ不足していたとしても義務教育を受けているのだから問題ないのではないかと感じているようです。体験格差について、ママスタコミュニティのママたちからは、さまざまな意見が寄せられていたので紹介します。

そもそも「体験格差」って?教育格差とは違うの?

『体験格差は、教育格差のみではありませんよ。義務教育や学校教育外の習い事、レジャー、友達との遊びまで含めたもの。学校教育の中で行われる音楽会や博物館見学などは体験格差には含まれないし』

『教育も体験に含まれているでしょ? その2つは別物ではないよ。最低限の教育は平等に受けられているんだから、それ以上の体験については不平等でも仕方ないってこと。それを言い出したらきりがないもの』

『体験格差って旅行や習い事を中心に論じられがちだけど、大まかには休日に友達と一緒に遊ぶことまで含む、学校の外で行われる体験機会の格差なんだよね』

体験格差とは俗に、家庭環境によって学校外で経験できる活動に差が生まれることを指しています。習い事や旅行だけでなく、スポーツや文化活動、自然体験、地域活動、友達との遊びなども含まれます。一方で「教育も広い意味では体験の一つ」と考える人もおり、体験格差をどう捉えるかは人によって違うようです。いずれにしても子どもたちに平等に体験をさせることは難しいですよね。

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お金をかけなくても体験はできる

『経済的に難しいなら、行政からの補助金をもとに運営している格安の科学教室や自然体験教室、スポーツ教室、格安の習い事もある』

『さしてお金をかけなくても良い体験はたくさんできる。全国のほとんどの自治体で、夏休みなどに美術館や博物館の割引や無料チケットを学校を通して配っているけれど、こういったものを利用している家庭は案外少ないのでは』

こちらは「お金がなくても体験の機会はある」というママたちの声です。体験格差というと、旅行や高額な習い事などお金のかかるものを想像しがちですが、自治体や地域団体が開催するイベントの中には、無料や低価格で参加できるものも少なくありません。たしかに、こうした行政のイベントで告知が控えめな場合は、開催されていること自体を知らない人も少なくないでしょう。体験の機会は意外と身近なところにあるので、日頃からアンテナをはっておくといいですよね。

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親の意識が高いか心のゆとりがあるかどうか

『親が目を向けないと、結局子どもの機会も失われる。経済的云々より親の意識の問題が大きいとは思うよ。それとあまりに経済的、精神的に余裕がない場合、そうしたことにまで頭が回らないんだろうと感じることもあったわ』

『大切なのが親の時間と心のゆとりだと思っています。関心のない、余裕のない親にしたら折角の休日に子どもと一緒に体験活動をするより、ため込んだ家事をしたい、体を休めたいのが本音かもしれない。でも親も新しいことを知る、教養を身につけるチャンスだと思ったほうが良いと思う』

さらに体験格差が生まれる原因は、経済力そのものよりも「親の心の余裕」にあるのではないかという意見も寄せられました。たしかに心のゆとりがないと、子どもの学校外の活動に目を向けるのは難しいかもしれません。お金も時間も、そして精神的な余裕もすべて失われてしまったとき、家庭内だけで解決するのは一気に難しくなってしまいます。そうした悪循環に陥っている家庭こそ支援が必要ですよね。学校外の体験を「自己責任」や「家庭の教育方針」だけで片付けるのではなく、すべての子どもが未来の可能性を広げられるようにするのが、本来の平等という意味なのではないでしょうか。

体験活動をさせなくても、昔は自然と体験ができた

『子どもにはお金をかける体験や街でできる体験はさせてる。でも自分の子どもの頃のように、山菜採りや養鶏場の鶏見たり、シロツメクサやカラスノエンドウを摘んで遊んだり、田んぼに水が張られて田植えや稲が育ってくの横目に学校に行ったり、そんな体験はできない。こういう田舎体験って価値があるものと思われにくいけれど、お金かけてもできない体験だったなと思う』

今は昔よりも自然にふれたり、自然の中で遊んだり、地域の暮らしの中で人との付き合いを学ぶ機会が減っているからこそ体験格差という言葉が注目されるようになった背景もありますよね。昔は当たり前だった経験が、今では貴重な体験となり、そうした機会を得るためにお金をかけたり、あえて時間を確保したりする必要がある時代になったのかもしれません。一方で、こうした経験が日常のなかで自然にできている地域であれば、あえて「体験」として意識する必要はないのではないでしょうか。

大切なのは「何をしていないか」ではない

体験格差の問題がニュースなどで取り上げられると、「うちの子に何もさせてあげられていない」「お金をかけないと体験はできないのか」など、胸を締め付けられるような思いをするママもいるかもしれません。でも、そもそも体験格差が問題視される背景には、多様な体験をした子どもとそうでない子どもとの間で、社会を生き抜く力や、人と協力して何かを成し遂げる経験に差が生まれ、それが将来の選択肢にも影響するのではないかという懸念があるからです。もし子ども自身が学校以外でも夢中になれることや打ち込めることを見つけられているのであれば、それほど心配する必要はないのではないでしょうか。ゲームやネット動画などで過ごせる時間が増えているからこそ、「何をしていないか」ではなく、「どんな経験をしているか」という視点で子どもの日常を見つめて考えると良さそうです。

文・安藤永遠 編集・横内みか イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
体験格差