<実母がキレた>何気ない一言ですれ違う母娘…普通に話したつもりなのに誤解された理由は?

家族だからこそ、何気ないひと言で関係がぎくしゃくすることがあるかもしれません。とくに母と娘の関係は距離が近い分、ちょっとした言葉の行き違いが大きな感情のズレにつながることもあるのでしょう。
『実母からLINEがきてキレられた。ずっと既読無視のまま』
ことの発端は、実母から「学校の長期休みは泊まりで来る?」と聞かれ、投稿者さんが「学校の準備があるから泊まりでは行けない」と答えたことのようです。その後、実母は「誰も泊まりにこいって頼んでいないから」と言ったきり、既読無視を続けているのだとか。
一見すると何気ないやり取りですが、なぜここまでこじれてしまったのでしょうか。ママたちから寄せられたコメントからは、その背景を考える手がかりが見えてきます。
実母、本心では泊まりにきてほしかったのでは?
多くのママたちは、「お母さんは、本当はきてほしかったのではないか」と推測します。
『泊まりにきてほしかったけれど、思うようにならなくて拗ねただけ。いつまでも娘は自分を慕って優先してくれると思っているんでしょう』
『子どもみたいに拗ねているだけだから放っておけばいい』
当然きてくれるものだと思っていた実母さんにとっては、それが崩れたことで感情的になってしまったのかもしれません。実際に同じような状況にあって実母に怒られた経験をもつママもいました。
『親戚に孫を見せびらかしたかったのに、できなかったのだから謝れと怒られた』
こちらのママは実母に怒鳴られたとのこと。親側には「娘(息子)家族がきてくれること」には大きな期待があるのでしょう。それは親の立場にとっては自然な願いかもしれませんが、子ども世帯にもそれぞれの生活があります。親にとっての優先順位と子にとっての優先順位が違うことは多々ありそうです。その違いが、すれ違いを生む原因になるのかもしれません。
実母にも予定や段取りがあった可能性
一方で、感情だけではなく実母にも事情があったのでは? との見方もありました。もし毎年帰省するのが恒例であったのであれば、早めに「帰れない」と連絡をしなかった投稿者さんにも問題があったとの声です。
『こないなら連絡してよ。ということかと。準備のためにいろいろと調整しているこちらの立場はお構いなしなの? と思ったんじゃない?』
『今年もくると思って準備していたのでは? こないならこないで早く言ってよ、とイラッとしたのかも』
親側もまた、予定を立てたり準備をしたりしています。その前提が崩れたとき、「聞いていない」「振り回された」と感じてしまうこともあるのでしょう。この状況をこんな風にたとえるママもいました。
『「明日お弁当いる?」に対して「忙しいから食べる時間ないって返されたら」「いるかいらないか聞いているのだけ」とイラッとするのと同じ』
質問と回答がかみ合っていないと、意図せず感情のすれ違いが生まれてしまうこともありそうです。
言い方ひとつで印象は変わる
今回のケースでは、言い方に注目する声もありました。
『孫たちにお小づかいをあげようと楽しみにしていたところに、「行けない」と言われてドライに感じたのかも』
『今回は行けなくて残念、のひと言があれば違ったのでは?』
たしかに、「行けない」という事実は同じでも、そこに感情を添えるかどうかで受け取る印象は大きく変わります。投稿者さんの実母は突き放された感覚に陥ったのかもしれません。
『今回は泊まれなくてごめんね、のひと言があれば……』
こうしたコメントからは、実母が求めているのは事実だけでなく、気持ちの共有であることがみえてきます。さらにLINEの使い方を指摘する声もあります。
『親世代とのLINEでのやり取りは難しい。受け取り方が違うから』
文字だけのやり取りは、どうしても温度感までは伝わりにくいものです。とくに親子のように関係が近いほど、些細なニュアンスが誤解を生みやすいのかもしれません。
ムリに合わせないという選択も
一方で、ムリに親の機嫌を取らなくてもいいとの意見も少なくありません。
『変に機嫌を取ると、このパターンで何でも意見が通ると思われる』
『自分の機嫌は自分で取ってほしい』
親であっても、すべての感情につき合う必要はないとの考え方です。
『放っておけばそのうち何ごともなかったように連絡がくるよ』
『ほとぼりが冷めて実母さんから連絡がくるまで、放っておいたらいい』
距離を置くことで関係が落ち着くケースもあるようです。また、こんなコメントも印象的でした。
『親の顔色をうかがい続けるのをやめると、最初は罪悪感があるけれど、次第にラクになる』
親子関係であっても、適切な距離を保つことは大切です。ムリに応え続けることが、かえってストレスを増やしてしまう場合もありそうです。
適度な距離と少しの気づかいを大切に
親には親の期待があり、子には子の生活があるものです。そして、その間をつなぐのが「言葉」ではないでしょうか。たとえば、「今回は難しいけれど、また今度行きたい」と気持ちを添える。予定が変わるときは早めに伝える。LINEだけでなく、ときには電話で補足する。こうした小さな工夫で、すれ違いは減らせるかもしれません。
一方で、どうしても合わないと感じるときは、ムリに歩み寄りすぎなくてもいいのではないでしょうか。大切なのは、自分の家庭と心のバランスを守ることだからです。親子だからわかり合えるとは限りません。だからこそ適度な距離と少しの気づかいが、関係を長く穏やかに保つ鍵になるのかもしれません。
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文・岡さきの 編集・すずらん イラスト・Ponko
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