<早食いはダメ?>義父から「周りのペースに合わせて」とお叱り。だらだら食べるほうが迷惑では?

誰よりも早く食事を終え、自分の食器をさっとキッチンへ運ぶ。主婦として、あるいは忙しいビジネスパーソンとして、普段なら「手際がいい」「片付け上手」と捉えられるはずのこの行動。ところがこの行動がトラブルに発展してしまうこともあるようです。
『食べるのが早いって、そんなに嫌なことでしょうか?』
義実家の集まりで、誰よりも早く、なんと10分ほどで食事を終えた投稿者さん。「ごちそうさま」と食器を下げたところ、義父から「周りのペースに合わせなさい」と叱られてしまいました。旦那さんは「自分のペースで食べていいじゃないか」と庇ってくれたものの、義父は「急いでもないのに先に席を立たれると不愉快だ」と譲りません。そのうえ義兄からは「早く帰りたかったの?」と皮肉まじりの冗談を言われてしまいました。投稿者さんはもともと少食なうえに食べるのが早いタイプ。義父と義兄から責められ、「そんなに悪いことだろうか」と悩んでいるようです。
食器を下げる=早く帰りたいサイン?
投稿者さんは「食器を下げただけで、退席はしていない。洗い終わって戻ってきた」と主張しています。しかしママたちから指摘されたのは、その「立ち上がるタイミング」が生む空気についてでした。
『早食い自体が嫌なんじゃなくて、みんなで食卓を囲んでるのにさっさと食器を下げに行くのが嫌なんだと思うよ。食事もコミュニケーションの一環と思ってる人は、「この人は自分と一緒にいたくないんだな」と感じる』
『早食いなのはいいけど、席を立ったり後片付け始められるのは急かされてるみたいで嫌。「早く帰りたいの? ここにいたくないの?」って思われたんだよ。周りの人もいろいろ思うんだよ』
『食器を下げるというのは、中座ではなく退席扱いなんだわ。実家で子どもが自分の食事がすんだらすぐに自分の部屋に行くみたいな態度だよね』
『さっさと席を立つ、片付けることが不愉快かな。「この場を一刻も早く立ち去りたい、まだ食べているなんて迷惑。早く終われ」と圧をかけてるよ』
『ひとりでさっさとごちそうさまをしてお皿を下げちゃう行為は、場の雰囲気を盛り下げてしまうよ。空気が読めてない』
なかなかに厳しい意見が並びますが、共通しているのは「食事の場は食べ物を口に運ぶだけの時間ではない」という認識です。特に大人数での集まりは、会話を楽しむことも大きな目的のはず。そんななか、ひとりだけ「タスク完了!」と言わんばかりに食器をガチャガチャと下げ始めると、まだ食べている人たちは「早く食べろ」と催促されているように感じてしまう場合もあるでしょう。よかれと思って始めた片付けが、実は団らんの強制終了ボタンになっていた……。この視点の違いが義父の苦言につながったのかもしれません。
早食いは悪じゃない!問われているのは……
一方で、投稿者さんに同情する声も少なくありません。現代社会において早く食べられることはひとつのスキルでもあります。
『職場によっては早食いが当たり前の職場があるし、子どもも学校で給食時間は決まってて20分で食べ終わる時代ではあるよね』
『早く食べられるのは、ある意味才能だよ。時間がなくて早く食べなきゃいけない場合でも対応できるもん』
育児中のママや分刻みで動く人にとって、早食いは生き抜くための習慣でもあります。投稿者さんもきっと普段から効率を重視して動いてきたのでしょう。その習慣自体は否定されるべきものではありません。しかしTPOによって服装を変えるように、食事のスピードも場面によってギアを変えるのが大人のマナーなのでしょう。
『「早く食べなきゃいけないシチュエーション」と「人と食事を楽しむ時間」の違いがわからない人たちがいるのかな。使いわけなよって話』
『義実家での集まりがそんな感じの場ではなかったなら、それに合わせるのが大人としての振る舞い』
『子育てしてるとどんどん早食いになっちゃって、私も早食い。でも食べ終えて周りが食べてる人が多いときは、食器はしばらくそのままで、大方食べ終えるくらいまでは待つことにしてる』
ママたちからも「給食や職場の昼休み」と「親睦目的の会食」を混同してはいけないとの意見が目立ちました。効率を正義とする日常のギアを、非日常な会食という場ではあえてスローに落としてみる。その柔軟性こそが余計な摩擦を避ける賢い立ち回りといえそうです。
席を立たないことで生まれる安心感
そうは言っても、もともと食べるのが早い人にとってゆっくり食べるのはなかなかに至難の業です。投稿者さんも「いつまでもだらだら食べる人のほうが迷惑」と感じてしまうほど、スピードの差にイライラを隠せないようです。
『ひとりで先に食べ終わっても、席を立たなければいいんだよ。場の空気を読んで、会話や食べる速度を合わせること』
『だらだら食べ続ける必要はないとしても、お茶を飲みながら歓談には付き合うようにしたら?』
『会話に加わらなくてもなんとなく話は聞いて、たまに相槌してみたり、とりあえずその場の雰囲気を乱さないようにしてるよ』
『「すみません、ついいつもの癖で食べるの早すぎちゃいました」ってテヘペロしとけば角も立たない』
早く食べ終わってしまった後の、手持ち無沙汰な時間をどう乗り切るか。ママたちが提案したのは「物理的に席を外さない」というシンプルな解決策でした。たとえ食事が終わっても、お皿はそのままにしておく。お茶をゆっくりすすりながら、義父の話に相槌を打つ。「おいしいですね」とひと言添える。これだけで相手は「自分たちとの時間を楽しんでくれている」と安心します。投稿者さんが食器を洗いに行ったのは、本来なら素晴らしい気遣いでしょう。しかしこの場面では席を離れないことのほうが、義家族にとっては重要だったのではと推測されました。
今回のケースでは、投稿者さんからすれば「自分のペースで食べて何が悪いの?」という考えがあるのでしょう。一方で義父たちには「家族の団らんを壊された」という感情的な反発が見てとれました。それらを踏まえてママたちが出した答えは、「会食におけるマナーとは、相手と同じ時間を、同じリズムで過ごそうとする姿勢そのもの」ということ。
もし今後も義家族と良好な関係を築きたいのであれば、次回は「食後のお茶を楽しむ10分間」をつくってみてはいかがでしょうか。そのわずかな心のゆとりで、投稿者さんの評価は「一緒にいて心地よい家族」に変わるかもしれません。
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文・motte 編集・いけがみもえ イラスト・Ponko
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