<置き去りされた子に謝罪>私は私の人生を生きる。後悔しないために【第12話まんが:ランの気持ち】
私(ラン)は、夫のコウタと二人暮らしです。子どもはいません。実家には父が1人で暮らしています。母は私が4才のときに、不倫をして家を出て行ったそうです。けれど父や周りの人たちに支えられて、なんとかやってきました。そんなある日、私の「弟」と名乗る人物から連絡が……余命いくばくもない母が、最期に私に会いたいと言っているというのです。私が母に会うはずがありません。本当は心のどこかで母を求める気持ちがあったのに、ずっと蓋をして生きてきました。今さら私の気持ちをかき乱して、どこまで身勝手な人なんだろう……。でも母という人が「そういう人」だと分かって良かったと思います。


私は今日あった出来事を夫のコウタに話しました。コウタは静かに頷きながら聞いてくれました。
一瞬「会いに行こうかな」と思ったのも事実。だってこの機会を逃したら、二度と会えないわけで。でもやっぱり、私の中での母親は4才のときにもう亡くなっていたから。会いに行くという決断はできませんでした。



「ランはずっと母親のことで自分の気持ちに蓋をして生きてきたと思うから……最後にこうやって感情をぶつけることができて……俺は少しほっとしたかな」と話すコウタ。
母の身勝手にものすごく腹が立ったけれど……「母親が最期に会いたがっている」と言われて……少し嬉しかったのです。なんだか少しだけ救われた気がして。




母に会わないことを、もしかしたらずっと先で後悔する日がくるかもしれません。
それでも「やっぱりあの選択で良かった」と思えるように、しっかりと生きていこう、そう思います。
父違いの弟らしき人とは、二度と話すつもりも、会うつもりもありません。
もし相続の話になったら放棄するつもりでいるし、手続きは専門家に任せようと思います。
母が再婚して築いた家庭という存在にも何ら不満はありません。
そう思わせてくれるくらい、父や祖父母が私のことをちゃんと育ててくれたと感謝しながら、これからもっと幸せになっていきたいと思います。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・石井弥沙
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