<置き去りされた子に謝罪>叶わなかった望み。娘の幸せを遠くから祈る【第11話まんが:母の気持ち】
私(ツバキ)は、大学生の頃からお付き合いをしていたサトルと別れ、就職先の先輩であった元夫と結婚。その後、ランという一人娘を授かりました。ランは本当に大切で、私にとっては宝物です。けれどランが3才になった頃にサトルと再会してしまい、自分の気持ちがどうしても抑えきれなかったのです。元夫は仕事が忙しく、家事も育児も手伝ってくれませんでした。私は次第に結婚したことを後悔し、ランを置いて家を飛び出したのです。本当はランを連れて行きたかった。でもそうしたらサトルに迷惑がかかる……苦渋の決断だったけれど、その決断の本当の重さを私は分かっていなかったのです。


あの日のことは、今でも覚えています。あの日、ランを保育園に送っていき、張り切って園に入っていくランの後ろ姿を見送ってから、私は自宅に戻り、まとめておいた荷物を持って、家を出て行きました。元夫とはその前から離婚に向けて話し合いは重ねていたのですが、なかなか承諾してくれなかったのです。




謝るなんてとんでもないことだったのです。ランに会う資格すら私にはありませんでした。
「最期にランに会いたい」は……ランに伝えたいことがあるんじゃなくて、私がスッキリしたいためだけでした。私が最後に見たランの後ろ姿。二度と会うことができないランへの気持ちを抱きながら、残りの日々を過ごしていこうと思います。

レンに怒られて、私はハッとしました。どこまで自分勝手だったのだろう……。
あの時のランの気持ちを思いやることなく、すべて自分の都合のいいように考え続けた私は、もはやランに会う資格も、謝ることもできなかったのでした。
想いを残した状態で残りの人生を生きることになりますが、それをすべて受け入れるのが私にできる唯一の贖罪であると思い、ランの幸せを遠くから祈っていたいと思います。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・石井弥沙
続きを読む(明日配信予定)
会員登録/ログインで、最終話を先読み