<再婚で虐待?>サポートは愛情?…いや、違う!「承認欲求の道具」にしただけだ【第9話まんが】
私(トモコ)は長女のアオイ(中2)と次女のユウナ(小4)を連れ、3年前にリョウタと再婚しました。子どもたちのサッカーをずっと熱心にサポートしてくれていたリョウタ。しかし子どもたちがサッカーへの熱意を失うと、自分自身を否定されたように感じたのでしょう。リョウタは離婚しない代わりに、もう何の期待もしない。私たちの関係を「家族」から「家族ごっこ」に切り替えよう、と言い出しました。しかし妹のミサは、私の間違いを指摘します。

たくさん叱られた記憶があるけれど、それでも両親はちゃんと私たちの決めた道を応援してくれました。厳しかったけれど、温かく見守ってくれていました。ミサに諭されて、私は父と母の顔を思い浮かべます。

私は母親として子どもたちを「受け入れる」べき存在です。けれど今のこの家族は、子どもたちに「受け入れてもらって」成立しているように思えます。自分のあやまちに気付いた瞬間、涙が頬を伝いました。ミサはそんな私を励まします。

私はずっと、リョウタは愛情を持って子どもたちに接してくれていると思っていました。父親としての愛情があるからこそ、あれだけ一生懸命サポートをしてくれているんだと……。でも最近はどこか違和感があったのです。ミサにはっきり言語化してもらい、ようやくどういうことだったかが分かりました。
リョウタは子どもたちを自分の承認欲求を満たすために使っていたのです。それも愛情のひとつなのかもしれないけれど、子どもを受け入れる親の愛情とは違うでしょう。私はリョウタと子どもたちともう一度しっかり話し合って、今後のことを決めなくてはと思ったのでした。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・マメ美 編集・井伊テレ子
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