<再婚は親のエゴ?>甘やかした私が悪かったの?「家族ごっこでいい…」あきらめた夫【第6話まんが】
私(トモコ)は長女のアオイ(中2)と次女のユウナ(小4)を連れ、3年前にリョウタと再婚しました。サッカー経験者のリョウタは、「サッカー選手になりたい」と言う子どもたちを熱心にサポートしてくれました。しかし学年が上がると、子どもたちはサッカーへの熱意を失います。リョウタは自分自身を否定されたように感じたのでしょう。弱音を吐くアオイに対し、「死ぬ気で練習しろ。できないなら俺の子とは認めない」と怒鳴りつけました。

私は「子どもたち自身が気付いて立ち上がるまで、待ってほしい」と伝えました。しかしリョウタの価値観では、それはただの甘やかしだそうです。私が子どもたちをかばおうとするとリョウタは言いました「結局は……3対1なんだよな」

「何が家族だよ……」そうつぶやくリョウタは、悲しいような、自暴自棄になっているような、そんな目をしています。私は考え込んでしまいます。リョウタが苦しんでいるのは、子どもたちに対する愛情があるからこそ。なのに……。


リョウタは思いがけない提案をしてきたのです。今までどおり生活は保障するし、子どもたちとも話す。離婚して追い出すようなこともしない。その代わり、もう期待もしない。私たちの関係を「家族」から「家族ごっこ」に切り替えよう、と……。
リョウタは子どもたちに愛情があるからこそ、あんなに必死でサポートしてくれていたのです。どうでもいい存在であれば、あそこまで一生懸命にはなってくれないでしょう。子どもたちだってそれは分かっているはず。双方の気持ちはちゃんとあるのに、なぜだかうまくいかないのです。
どちらの味方をするかとかそういうことではなく、家族としてどうすればいい方向にいくかを考えたいと思っていた私。けれどリョウタからの「家族にはなれなかった」という言葉が、心に重くのしかかっていたのでした。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・マメ美 編集・井伊テレ子
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