生歌にお約束ネタも!映画『コウノトリ大作戦!』公開直前イベントにアンジャッシュと歌手のAIさんが登場
先日開催されたアニメーション映画『コウノトリ大作戦!』の公開直前イベント。たくさんの親子が見守る中に登場したのは、日本語吹き替え版の声優を担当したお笑いコンビ・アンジャッシュのおふたりと、主題歌「HEIWA」を担当した歌手のAIさんです。
AIさんの生歌、さらに「アンジャッシュといえば……」のお約束ネタがちりばめられた楽しいひとときをレポートします。
ダグ・スウィートランド監督からも、まさかのアレが……
ステージにまず登場したのは、渡部建さん&児嶋一哉さん(アンジャッシュ)のおふたりです。
ちびっこたちでいっぱいの会場を見渡した渡部さんが、さっそく「あ、みんなに名前を呼んでもらいましょうか? このお兄さん、たしか大島さんという名前だから。せーの!」と音頭を取ると子どもたちから「大島さーん!」と元気いっぱいのかけ声が。呼ばれた児嶋さんが「児嶋だよ!」のツッコミを入れるも、「……」。どうやら子どもたちはびっくりした様子(笑)。「みんな、怒っているわけじゃないからね?」(渡部さん)、「こういう芸をやっているんだよ〜」(児嶋さん)と、場の空気を温めます。
『コウノトリ大作戦!』は、「コウノトリ宅配便社」のナンバー1配達員である主人公・ジュニアが、手違いから産まれてしまった赤ちゃんを家族のもとに届けるまでの冒険を描いたストーリー。監督としてニコラス・ストーラー氏とともに指揮を取ったのは、『ファインディング・ニモ』『モンスターズ・インク』『トイ・ストーリー』などのアニメーターとして活躍してきたダグ・スウィートランド氏です。
ジュニアを演じた渡部さん、社長のスパイである告げ口屋のハト・トーディの声を担当した児嶋さんそれぞれに、ダグ監督からのビデオメッセージが届けられました。
これがハリウッド作品デビューとなるアンジャッシュ。数々の番組でふざけて「世界のワタベ」と言っていた渡部さんに寄せられたのは、「これで世界でもっとも有名なワタベになりましたね」というメッセージ。「ふざけていっていたら本当に”世界のワタベ”になりました。非常に光栄です!」と笑顔です。
そして児嶋さんには「ハーイ、オオシマサン。ソーリー、コジマサン!」と、またお約束ネタが(笑)。「外見まで似ている。完璧です!」のメッセージを、うれしそうに受け止められていました。
AIさんの生歌に、上から目線の「うまいね」が!
続いてステージに登場したのが、AIさんです。アンジャッシュの熱演を「サイコー!ふたりとも、すごくうまかったですね……って、私はやったこともないのに失礼なんですけど(笑)。しかもキャラにもよく似ているし。すごく感動して、観ながらずっと泣いてました」。
主題歌のタイトルにもなっている「HEIWA」は、昨年8月に誕生した長女・平和ちゃんの名前なのだそう! 「産んだときにすごく感動して、子どもってものはこんなにすごいパワーをくれるものなんだなって。この映画でも赤ちゃんが……あっ、あんまり言っちゃダメですよね?」と、思わずネタバラシをしそうになるひと幕も(笑)。
そしていよいよ「HEIWA」の生歌披露へ。壮大なスケールの楽曲と温かな包容力をたたえた歌声が、会場を圧倒します。
聞き終えたあとで「鳥肌立っちゃった。サイコー! 僕、勝手に娘の平和ちゃんの気持ちになって、AIさんから産まれたみたいな気分です」と興奮する渡部さんに、「私から?!」とびっくりするAIさん(笑)。
「感動しました。当たり前だけど歌、うまいね」という上から目線の児嶋さんには、渡部さんから「当たり前じゃねーか!」のツッコミがすかさず入りました。
「今日は親子のみなさんが多かったので、歌いながら見渡していたらみなさんのストーリーを勝手に考えてしまって。ちょっと泣きそうになっちゃった」と、AIさん。
最後は渡部さんから「本当にあっという間に観終えた印象になると思います。ワクワクとドキドキがあって、ちょっと笑えるところがあって。アドベンチャー・アクションムービーなので、親子で楽しめると思います!」と、締めてくれました。
映画『コウノトリ大作戦!』は、2016年11月3日(木・祝)から全国ロードショーとなります。ぜひ親子でどうぞ!
『コウノトリ大作戦!』
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)2016 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.
文・編集部