<プチ・トラブル>ご近所に知り合いが増えて疲れるようになった。もうスッピンで歩けない… | ママスタセレクト - Part 2

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<プチ・トラブル>ご近所に知り合いが増えて疲れるようになった。もうスッピンで歩けない…

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お子さんが小学生になると、地域や学校を通じて一気に知り合いが増えていくのではないでしょうか。保護者会や登下校の付き添い、学童、地域の行事など、日々の生活が人間関係に囲まれるようになります。そんななかで投稿者さんは「気軽に外へ出られなくなった」と嘆きます。

『生活圏内に知り合い増えて鬱陶しい。気軽に外を出歩けなくなった。スッピンメガネでゴミ捨てするのも恥ずかしい』

年上の学年の親とも挨拶する関係になり、マンションに住んでいる投稿者さんは、エレベーター待ちすら苦行だと言います。買い物に行くと、見たことのある顔が増えて、疲れるようになってしまったそう。今の生活が続くと思うと、イヤでたまらなくなるとのことです。便利で安心な地域のつながりが、ときには息苦しさを生むこともあるようです。

わかります……共感する声が続々と

投稿者さんの悩みを理解する声は少なくありませんでした。たとえ誰も見ていないと頭ではわかっていても、「見られている気がする」感覚はなかなか消えないものです。

『自意識過剰かもしれないけれど、あちこちから監視されている気がする。気楽に、自分らしく振る舞えなくなっているのにストレスを感じる』

『最寄りのスーパー銭湯に行けなくなった。行ったらハダカで会っちゃう』

この気まずさは想像に難くありません。

『近くのスーパーと飲食店では子どものクラスメイトのママがパートしているし、近所を歩けばだいたい友だちの家があるし。誰も知らないところの方が気楽だなって思う』

『子どもがいるとどうしても地区単位、地域単位の活動があるから知り合いが増えるよね。世話焼きや近所監視が趣味みたいな人もいるし。静かに生きたかった自分にはなかなかしんどい』

お子さんの交友関係が広がると、親同士のつながりも自然に増えていきます。マンション、スーパー、ファミレスなど、どこへ行っても誰かに会う可能性が高まるでしょう。そんな毎日が続くと、気を抜けないことがストレスとなり、知らず知らずのうちに、心が疲れてしまうかもしれませんね。

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スッピンはまず自分が許せない

なかには他人の目より、スッピンであることを自分が許せないと話すママもいます。

『スッピンは恥ずかしいしムリだな……他人に見られるというより、自分自身が受け入れられない』

『人に対してどうかじゃなく、自分にとって自意識というか。もう化粧ありきでここまできちゃったから、いまさらその仮面外せないというか。私はそう』

一度「化粧して整えた自分」が日常になると、素顔を人前にさらすことに強い抵抗を感じるようになるのでしょう。化粧は“見栄”ではなく“自分を守る鎧”のようなものなのかもしれません。「ママ同士の付き合いで悪く思われたくない」「きちんと見られたい」……そのような意識の積み重ねが、やがて自分を縛るプレッシャーに変わっていくのでしょう。

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「スッピンで構いません!」という開き直りも

一方で、「もう気にしない」と開き直るママもいます。

『相手もスッピンメガネが恥ずかしいから化粧しているだけでは? 気にしない人はスッピンで出歩いているよ。私みたいに! 投稿者さんみたいな人には馬鹿にされているのかもな、とは思うけれど、それすら気にしないよ』

『私は人のことにまったく興味がないので、化粧しているとか着ている服とか気になりません。自分も人にそこまで見られているとは思わないので、スッピンでも大丈夫です』

マンション内くらいならスッピンでもいいとの声もありました。気になるときはマスクや帽子で“ちょっとした防御”をすることで安心感を得るママもいるようです。完璧を目指すより、「まぁいいか」と力を抜くこと。それが、長い子育て期間を穏やかに過ごすためのコツなのかもしれません。

「見られる世界」で生きる私たちへ

子どもをきっかけに広がる人間関係は、ときに息苦しく、ときに心強いものです。「誰かに見られているかもしれない」という意識は、コミュニティのなかで生きる人にとって避けられない感情かもしれません。しかしそれに囚われすぎると心がすり減ってしまいます。スッピンで出かけてもいい。疲れた日は笑顔を作らなくてもいい。周囲がどう思うかより、「自分がどうしたいか」を大切にしていいのです。
地域のなかで人とつながりながらも、自分らしく過ごせる心の余白を保つことが素直に生きるコツなのでしょう。化粧をしていても、していなくても、笑顔でゴミ出しに行ける日々に踏み出してもいいのかもしれません。みんなが彫像のように整えている世界は窮屈でしょう。ふとした緩みを近所の人と共有すると、充実した日常が過ごせるのではないでしょうか。

文・岡さきの 編集・あいぼん イラスト・猫田カヨ

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