<新参者の分際で!>息子もスルー「助け合い」を叫んだ私が、誰にも助けてもらえない【第4話まんが】
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私はユミコ(60代後半)。夫は70代後半で、昔のようにDIYをすることができなくなりました。もちろん、私もお掃除をするのがやっと。先日、隣家のジュンさん家族に、庭の木の枝が家の方に飛び出しているから、その部分を切ってほしいと言われました。そのことがきっかけで、前々からの不満が爆発してしまい、ジュンさんと言い争ってしまうことに。結局「切らないなら弁護士をたてる」と言われ、暴言まではかれたのです。だから、息子・タカシ(30代)に相談をしたのですが……。



タカシは私がお隣の方に木の剪定をお願いしたことを知り、呆れていました。若くて体格もいいご夫婦なので、簡単に済むと思ってお願いしたのですが、まさか日当3万円と言われるとは思ってもみませんでした。

タカシは、家事代行でも無料でやってくれる業者はいないし、木を無料で切ってくれるご近所もいないのが現実だと冷静に話しました。

さらにタカシは「ハッキリと『3万円』と言われたのは、私がまたなにか嫌味なことを言ったからではないか」と指摘しました。


タカシは、この際だからと……今までのナナさんに対する私の言動が十分に嫌味に感じられる内容だったと指摘してきました。具体的に買い出しを頼んだり、家のことを任せたりしていたことも、負担になっていたのではないかと言います。


ジュンさんをたしなめるつもりだったのに、思いがけず強く言い返されて、私はただただあっけに取られてしまいました。あんな態度を目上の人に取るなんて、私の時代では考えられないことです。
もし昔、近所の老夫婦が困っていたら、私たちが若かったころなら、きっと無償で枝を切ってあげていたでしょう。でも……息子にも言われてしまいました。私たちは、あの夫婦を助けたわけではないのだと。
そう思うと、「助け合い」なんて言葉を使うのは、少しおこがましかったのかもしれません。
嫁にも嫌われ、息子にも嫌われ、そしてご近所にも……。結局、態度を改めるべきなのは、私の方だったのです。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・チル 編集・横内みか
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