<旬の食材いる?いらない?>下処理は夫やれ!食べるだけなら「お義母さんありがとう」【後編まんが】
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私はアサミ(32)。夫のセイジ(33)と息子のカズ(6)と3人暮らしです。私はとても面倒くさがりで、料理は時短でパッとできるものしか作りません。それなのに義母からは年に数回、下処理をしなければならない食材が届くのです。春はたけのこ、夏は梅、そして秋は栗でした。栗は好きですが、面倒くさがりな私は皮を剥くことがイヤで食べません。それなのに下処理までしなければならないなんて……。栗から出てくる虫に悲鳴を上げて、私は慌てて栗を段ボールに戻しました。
帰宅した夫に「あれ、どうにかして」と指さす先には、がっちり封印された段ボール。
私だって、今まで調べながらやってきたのです。「どうすればいいの?」と聞く夫に「自分で調べてやって」と伝えました。
私の剣幕に圧倒されてか、夫は「わかりました」と言い、栗の下処理を開始しました。
夫が剥いてくれた栗はとっても美味しくて、食べるだけならとってもラクちんでした。下処理をせず食べるだけでいい、そんな状態になると、はじめて義母への感謝の言葉が出たのです。

冬には蟹が届きました。私は当然のように、夫に下処理を頼みました。
わが家の冷蔵庫は今、いっぱいなのですぐに調理してもらわなければなりません。
夫は「冷蔵庫あけておいてよ!」と文句を言いますが、元はと言えば送る前に連絡がなかったせいではないでしょうか。
結局、夫が調理をしてくれて、私は息子と一緒に美味しくいただきました。
それから私は、義母が送ってくれる食材の下処理からは一切手を引いたので、今では義母からの荷物を楽しみに待っている自分がいます。
夫は自分でやってはじめて私の苦労がわかったのか、義母にあんなに拒んでいた電話をしたのです。
私は「料理の担当」だからと、今まで大変でも何とか頑張ってやってきたのです。
夫は料理の担当じゃないから、私の大変さがわからなくて義母にひと言も言ってくれなかったのでしょう。だから私は義母からの贈り物から手を引くことにして、夫を「義母から届く食材の下処理担当」にしたのです。
夫が出してくれる食材はとっても美味しくて、私ははじめて義母に感謝しました。これからも、夫にお願いする予定です。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・野草しらべ 編集・海田あと
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