<助ける?助けない?>正解は?助けるのが「正義」だと考える私の答え【第3話まんが:ユイの気持ち】
私(ユイ)は、社会人になってまだ数年です。社会の一員として働くことの厳しさを日々感じながら過ごしています。彼氏のマサキとは、大学時代から付き合っています。もう少しお互いの仕事が軌道にのってきたら、結婚も考えていこうねと話していました。そんなある日、マサキとデートで行った動物園で、泣いてケガをしている小さな子どもに出くわします。とっさに「助けないと」と思ったのですが、隣にいた男の人の口から思いがけない言葉が聞こえてきたのです。

「今の親は何を言ってくるか分からない。下手に触って、俺たちのせいって疑われたらどうする? だから気の毒ではあるけれど、何もしない方がいい」その後、その男の人は係員を呼びに行き、ケガをして泣いている子どもへの対応を見届けると、私たちに会釈をして立ち去ったのです。




「最近は他責思考の親が増えているらしいよ。わが子が良くない状況に陥ったのは、他人のせいって考え方」マサキは、会社の先輩からそんな話を聞いたことがあるそうです。
他責もいけないし、自責になっても苦しいし。そういうことを考えると、子どもを持つことが怖くなります。



何が正解なのか分からず、私は戸惑ってしまいました。
いつか私も結婚をして母になる日が来るのかもしれません。
けれど、泣いている子どもが放っておかれる世の中で、果たして子どもを生み育てることができるのか。
不安で仕方ありません。それでもマサキの言葉に少しだけ救われた気もします。
むやみに他人を責めない……それは何においても言えることなのかもしれません。
周りの行動で救われるママさんたちがいますように……そんな願いを込めながら、私も責めない行動を意識していきたいと思います。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・善哉あん 編集・石井弥沙
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