<隠す義母|16年目の記録>母の優しさ「未来は変えられる」離婚思いとどまった私【第10話まんが】
私(カナ)は結婚して16年。夫のマサトとユウマ(中1)、レイ(小5)、タクト(小2)と暮らしてきました。そんなある日、義母に大病が見つかります。そして夫に20年以上引きこもっているお兄さんがいることが初めて明かされました。義両親は「週末に家族で話し合いたい」と何も知らない子どもたちまで巻き込もうとします。私は金曜の夜のうちに子どもたちを連れて車で自分の実家に避難。土曜の午後になって到着した夫は、着くなり土下座で謝ってきました。

子どもたちには不用意に事情を知らせるわけにはいかないので、実家の近くに住む姉がショッピングモールに連れて行ってくれました。父は夫を問い詰めます。「家族ぐるみで騙していたと思われても仕方ないよ。その自覚はあるんだろうな?」
「家族に引きこもりがいるって、周りが思うよりもずっと精神的に辛い日々をお過ごしになっていたと思うの」最終的な決断は少し待ってみてはと言う母。もう一度、夫を信じてみよう……。私は少し考えたあとに、母の言葉を受け入れました。
父は「ウチの娘に対してずいぶんな態度だったらしいじゃないか」と詰め寄りました。さすがに夫も、私の口から「離婚」の言葉が発せられたのでヤバいと思ったのでしょう。真摯な態度をみせて、絶対に私や子どもたちを義兄と関わらせないと約束してくれました。
ここ数日は本当に腸が煮えくり返るほど腹立たしかったのですが、両親のおかげで冷静になれ、もう一度夫を信じてみようという気持ちになれました。私は母の言葉もあってひとまず離婚を思いとどまり、子どもたちと一緒に自宅に戻ることにしたのです。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
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