<隠す義母|16年目の記録>不思議な関係?「お互い気楽な付き合い」義母からの提案【第2話まんが】
私(カナ)は夫のマサトと3人の子どもたち、ユウマ(中1)、レイ(小5)、タクト(小2)との5人家族です。共働きで目まぐるしい毎日ですが、子煩悩で献身的な夫は父親として申し分のない存在。手が空いた時間はすべて子どもたちのために費やしてくれているほどです。子どもたち3人は喧嘩もしますが仲が良く、ユウマが末っ子のタクトを可愛がったり、ときにはレイも加わって一緒に遊んだり……。そんな光景を夫はよく嬉しそうに眺めていました。


私は結婚してから16年、ただの一度も義実家に行ったことがありません。あれは結婚してすぐのこと。義母から「人を家に招くのが苦手で……」と伝えられたのです。それから義両親とは一緒に外食をするなどして交流してきました。
義両親は子どもたちを可愛がってくれるし、お互いに良い距離感でお付き合いできています。とはいえ夫の方から連絡を取っている様子はなく、その親子関係が少々不思議でした。そんなある日、珍しく義母から夫へ連絡が入りました。
子どもたちが楽しそうに笑い合っている姿を、夫はいつも幸せそうに見つめていました。夫は一人っ子なので、きょうだいで遊ぶということに特別な憧れがあったのかもしれません。そんななか義母に大きな病気が見つかったという連絡が入りました。おそらく一人っ子の夫が動かないわけにはいかないでしょう。
結婚してから一度も義実家に行ったことがないと私が言うと、周りからはたいてい驚かれます。ただわが家に来てもらったりして交流は持てていたし、子どもたちもそれなりに義両親に懐いています。近すぎず遠すぎずの気楽な付き合い方を私も気に入っていました。しかし義母に大病が見つかったとなると、そうも言っていられなくなってしまうのかもしれません。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
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