<トラブルすべて嫁が対処?>怖いッ!後部座席でボソボソ「私は世の中にいらない…」【第3話まんが】
私(スズキノリコ、48歳)は幼い頃に両親を亡くし、施設で育ちました。外資系企業で仕事に励みながら不動産投資で資産を構築したのち、45歳で早期退職。夫(ヒロナリ、50歳)と結婚した今は、郊外で穏やかに暮らしています。ある日義妹(ユミ、42歳)から、義妹の旦那さん(アツキ、45歳)の母(カガワ、79歳)が近所に住んでいるので、様子を見てほしいと頼まれました。しかし私はカガワさんの異様な姿に驚くことになったのです。しかも義妹は緊急連絡先として私の電話番号を勝手に各所へ伝えていました。
カガワさんが無賃乗車したタクシー会社へ行くと、なぜか私が怒られました。カガワさんは石のように固まっていました。 私は謝罪し、カガワさんを自分の車に乗せて家まで送ります。車中では「もう私なんか世の中にいらない。あの世へ行く」と100回くらい繰り返していました。怖すぎる……そう思う反面、心が壊れているのかもしれないと思うと、切なさも感じます。でも同情よりも迷惑のほうが勝りました。
ヒロナリにいくら訴えても対応してくれず、私は「カガワさんの窓口」という状況が変わらないままになっていました。 その後も大家さんなど、さまざまなところから私に電話がかかってきます。私の生真面目な性格と事務的なやりとりが得意なせいか、先方も対応しやすいと感じて私に電話してくるようです。
無賃乗車したカガワさんを迎えに行った私は、車内で「もう死にたい」と繰り返すカガワさんに恐怖と同情が入り混じった感情を抱きました。
でもやっぱり、迷惑です。
義妹夫婦が勝手に私の連絡先を広めたせいで、あちこちから苦情の電話が私に集中するし、ヒロナリも頼りになりません。
限界を感じた私は義妹に直接連絡しました。
しかし義妹は「子どもがいて無理」「近くに住む専業主婦の親戚なのだから助けて当然」と言わんばかりの態度だったのです。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・うーにゃ 編集・石井弥沙
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