<隠れ召使い>旦那の友だちが家に来るのでおもてなし。輪に入りたいのに気まずくなるので悩む…
ママたちの家庭では、旦那さんが自分の友だちや同僚を自宅に招くことはありますか? 社交的な旦那さんにとって宅飲みなどの集まりは、友だちとの時間を楽しむひととき。でもママの立場からすると「自分はどのように振る舞うべきなのか」と悩む場面も生まれるようです。
『旦那と旦那の友だちが家で遊ぶとき、どう立ち回ったらいいかいつも悩みます。旦那は友だちや同僚を家に呼ぶのが好きで、複数人でBBQしたりお酒を飲んだり、泊めたりします。私自身、もともとおもてなしは嫌いではなく、準備から片づけ、送迎まで協力してきました。私も少しくらい混ざりたいのですが、輪に入りにくいです。自分から話し掛けに行くのですがあまり会話が続かないし、誰とも目が合わなくて結構落ち込みます』
お子さんの世話をしながらキッチンに立ち、一生懸命おもてなしする投稿者さん。でも話し掛けると気まずそうにされて、落ち込むとのこと。話題が悪いのか、投稿者さんの緊張が相手に伝わっているのかは分かりません。なので、どのように立ち回ればいいか悩んでいるそうです。
ムリに“いい妻”を演じなくていい
『目も合わせないような失礼な友だちをもてなす必要ある?』
『普通は奥さんを輪に入れるように話題を振ったり、説明したりするもの。私ならそんな気遣いのない集まりは外でやれ、と言う』
『求められているのはお手伝いさんであって、仲間ではないのでは?』
こうした声に共通するのは、奥さんがムリに笑顔で立ち回らなくてもいい、というスタンスです。本来なら旦那さんが橋渡し役になって、奥さんも自然に会話に入れるよう配慮すべき場面。それをしない旦那さんや友だちに合わせる必要はない、という意見が目立ちました。自分と仲間だけで楽しんでいる光景に、ママたちはノーを突きつけます。旦那さんの勝手にさせておいて、投稿者さんはいろいろしてあげなくてもいいのでしょう。
いっそ出掛けてしまうという選択肢
『どのように立ち回る? うーん、立ち回らない。友だちを呼ぶならひとりで出掛ける』
『友だちの世話も旦那にさせて、あなたは実家に避難してもいい』
『「ひとりカラオケ行ってくるわ」でいい』
集まりの日は、投稿者さんは家にいなくていいとのアドバイスが集まりました。旦那さんにとっては気の合う友だち同士の集まりであり、奥さんがムリに参加しなくても成り立つ場です。ならば、家を任せてしまい自分は好きなことをして過ごす。そのような発想も気楽でいいのかもしれませんね。
「旦那の友だち」であって「自分の友だち」ではない
『私は目も合わさないような人たちと仲良くなりたくも会話したくもない。だから食事を提供したら別の部屋でくつろぐわ。自分のご飯は確保して、別のところにいなよ』
そもそも旦那さんの友だちは、あくまで旦那さんとの関係でつながっている人たち。奥さんと積極的に仲良くなろうとしない場合もあるでしょう。「自分も輪に入ろう」とムリに考える必要はないと割り切ってもいいのかもしれません。
自分なりに楽しみを作る
『自分の分の食事をキッチンに取り置きしておいて、お酒も飲み、食べながら往復。適度にサポートする程度でいい。親戚付き合いでは、キッチンで嫁同士飲み食いしながら、酔っぱらっていく人たちを適当にご接待するのが楽しいよ』
『邪魔しない程度会話に入るし、お互い気を遣いつつ楽しみつつという感じだよ』
一方で、「どうせ同じ空間にいるなら、自分も楽しめる工夫をすればいい」というアドバイスも寄せられました。旦那さんや友だちを中心に場が回っている場合、サポート側もおいしいものを食べたり、軽くお酒を楽しんだりする。「お客様を支えながら、自分もちゃっかり楽しむ」という柔軟な姿勢です。
投稿者さんのその後の気づき
さまざまな意見を受けた投稿者さんは、「ただのお手伝いさん扱いだし、頑張ってコミュニケーション取る必要もなければ、そもそも労力を使っておもてなししなくてもいいのかも。また友だちを招待する予定があるそうなので、旦那と話し合おうと思います」とコメントしました。
ママたちの意見に触れることで、「いい妻であろう」と頑張りすぎていた自分に気づけたのでしょう。結局のところ、友だちを自宅に招く場は「旦那が主役」。奥さんは必ずしも輪の中心になる必要はありません。むしろ自分を犠牲にしてまで取り繕うより、少し肩の力を抜き、自分なりのスタンスを見つけることが大切なのでしょう。
旦那さんが友だちを家に呼ぶときの立ち回り方は、家庭によって正解が異なります。大切なのは、自分が居心地悪くならないよう、旦那さんと事前に役割分担やスタンスを話し合っておくこと。奥さんが疲れ切ってしまう集まりなら、形を変えることも必要です。
「いい妻」であるためにムリをするのではなく、「自分も楽しめる」方法を見つけられると旦那さんの友だちがくる日も少し気楽に迎えられるのかもしれませんね。
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文・岡さきの 編集・あいぼん イラスト・藤森スズメ
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