「え!なんで?」旦那さんが買ってきて“微妙だったもの”はなに?<ママのリアル調査>
嬉しいサプライズのはずが、思わず「え、なんでそれ?」と首をかしげてしまう旦那さんの買い物。今回ママスタセレクトでは「旦那さんが勝手に買ってきて微妙だったもの」についてアンケートを実施しました。選択肢には「ある」「ない」「その他」の3つを設定。880人のママたちから回答が寄せられました。気持ちはありがたいけれど、実用性や好みのズレに思わず笑ってしまう……そんなエピソードが多数集まりました。
旦那さんの買い物事情。多数のママたちは……?
アンケートの結果、もっとも多かったのは「ある」と答えたママたちで全体の84.2%を占めました。圧倒的多数といえますね。一方で「ない」は10.6%、その他は5.2%にとどまり、多くの家庭で「サプライズの罠(?)」が発生していることがうかがえます。
実際にあった!旦那さんの「微妙な買い物録」
ママたちが寄せた具体的なエピソードをジャンル別に見てみると、次のような傾向が見られました。
ママの趣味や好みとは真逆!なプレゼント
『たいして好きじゃないキャラクターのぬいぐるみ』
『まったく趣味と違うアクセサリー』
『誕生日にもらったネックレス。琥珀色っぽい石だった』
『蛍光色のド派手なパーカー』
自分の好みと違うもののプレゼントほど困るものはありません。なかでも洋服やアクセサリーなどのアイテムは「身につけていないとバレる」ため、扱いに悩む声も目立ちます。
実用性ゼロ or 家事負担増のアイテム
『加湿器のアロマ。香りが嫌で本人も「買わなきゃよかった」って(笑)』
『タオルを買ってくれたが、吸水性がなくて手が拭けなかった』
『本格的なカキ氷機』
ほかにも「アイスクリームメーカー」や「ヌードルメーカー」など本格的な調理器具で「一から作る」ことにこだわりをみせる旦那さんは少なくないようです。なかには「パンを買ってきてと頼んだら、ホームベーカリーを買ってきた」というツワモノも。もう笑うしかありませんね。
食材や調味料
『私が使わない調味料』
『よくわからない肉用のスパイス。1回しか使わなかった。普通の塩コショウと変わらなかった』
きっとお高いものだったでしょうに……。残念です。
『牛肉が必要だったのに豚肉を買ってきた。よく聞いたら牛肉と豚肉の違いを知らなかった(泣)』
家族を思っての行動だったのでしょうが、まさかの事実! きっと豚肉で作ってもおいしいですよ。
思わず笑った珍事件
旦那さんのユニークな行動はまだまだ続きます。
『自分も触れないくせにカブトムシを買ってきた』
お子さんのために買ってきたのでしょうか? お世話係が気になります。
『私が40度近い高熱で寝込んでいると、カツ丼とキングサイズのカップ麺を買ってきた』
こちらの旦那さんは自身が仕事に出かける前にママのために買ってきてくれたのだとか。気持ちはありがたいですが、具合の悪いママは食べられなかったでしょうね……。
『旦那の国の国名が入ったキャップが欲しいと明確に伝えていたのに、民芸品のショルダーバッグを買ってきた』
「これじゃないんだよな」という突っ込みが聞こえてきそうです。
なぜ起こる?旦那さんのナゾの行動
旦那さんがママにとっては微妙なものを買ってきてしまう、その背景にはどのような理由があるのでしょうか。
自分目線と相手目線のズレ
まず考えられるのが「自分がいいと思った=相手も喜ぶはず」という思い込みです。好みや用途は本人しかわからないことが多いもの。色やデザイン、機能性、香りなど、細かい好みは人それぞれです。
『好みと違う化粧水。独特な匂いのするクレンジング。まずすぎる歯磨き粉』
『プレゼントでもらったリップ。私と真逆のブルベのものでまったく合わなかった』
日常的に使うものほど、本人の基準から外れると「微妙」と感じやすいのかもしれません。
サプライズ重視で実用性軽視
事前のリサーチを怠る(おこたる)と、せっかくプレゼントしたものも“使えない”or“使わない”ものになりがちでしょう。
『使うのは私なのにキッチン家電や器具を勝手に買ってくる。選ばせて!』
とくに家事や子育てに直結するものの場合、「私にも選ばせて!」という声が多くあがっています。
衝動買いの罠
『セールで安かったからと段ボールいっぱいの鰹節……。お好み焼き屋でも始めるつもりか? と喧嘩になった』
『夫婦+幼児1人の3人家族なのに、安かったからとキャベツ1玉と白菜1玉買ってきた。消費するのに苦労した』
セール品や珍しいものに旦那さんが飛びついて失敗したという報告も少なくありません。
防止策のヒント
旦那さんが買ってくる微妙なもの。そうならないための防止策には次の3つが考えられます。
1:普段の会話やSNS、メディアを見ての反応でママ自身が欲しいもの、避けたいものを示しておく。
2:「サプライズのときはバレない程度に確認してほしい」と事前に話しておく。
3:家電や日用品は“使う人”に選ばせるルールにしておく。
こうした小さな工夫で「残念な買い物」を減らせるかもしれません。
「微妙」も思い出に
旦那さんが勝手に買ってきたママにとって“微妙だったもの”は、確かにその瞬間は困惑したり、ちょっとイラッとしたりするかもしれません。けれど、その裏には旦那さんの「喜ばせたい」「役に立ちたい」という思いがある。そこにもママたちは気づいているようですね。「思わず突っ込んだ」「それじゃない。惜しい!」となど、ユーモアあふれるコメントも目立ちました。
結果的に使わなかったとしても、夫婦間での“笑いのネタ”や“会話のきっかけ”になり、振り返れば貴重な思い出になることも少なくありません。お互いの感性の違いを知ることは、夫婦関係を深めるチャンスにもなり得ます。旦那さんの微妙な買い物も上手に活用してみてはいかがでしょうか?
総回答数:880票
調査方法:インターネット
調査月:2025年8月9-10
調査・分析:ママスタセレクト編集部
【ほかでは聞けないアンケート】:ママたちの気になる回答結果は……?
文・編集部 イラスト・猫田カヨ
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