<コミュ症の入り口>20代は面倒くさくて人付き合いを避けてきた。友だちがおらず後悔しています | ママスタセレクト - Part 3

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<コミュ症の入り口>20代は面倒くさくて人付き合いを避けてきた。友だちがおらず後悔しています

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これまでの人生で後悔していることはありますか? 今回の投稿者さんは、もうすぐ30代になるそう。これまでを振り返って、もっといろいろな人と関わったほうがよかったのでは? と思うようになったと言います。

『同年代や幅広い年齢の人たちと積極的に関われば、楽しい思い出や学びになることもあっただろうに、傷つきたくない、面倒くさいと思っていました。私はとくにこれといった思い出がなくて、友だちもいません』

投稿者さんは、これまで接客業や事務の仕事を通じて人と接する機会はあったものの、仕事以外では必要以上に関わることを避けて過ごしてきたそうです。その結果、振り返ってみても楽しい思い出もないし、気軽に話せる友だちもいない。そのような自分を見つめながら、「これで良かったのか」とふと考えてしまったと言います。今回はこの投稿に対して寄せられた共感や励まし、体験談の数々をご紹介します。

「後悔」とまでは思わなくていい

これまで進んできた道。それを否定しなくてもいいとママたちは言います。

『物事の優先度が変わってきただけ。今までも頑張って生きてきたのだから、後悔することではないし、自分を責めることでもない』

『当時の自分が「面倒を避けたい」「傷つきたくない」と感じていたなら、それはそのときの自分の最善の選択だったのだと思います』

そのときに自分で納得して選んだ生き方なら、過去を否定せず、これからの生き方を変えていけばいいという前向きな声が寄せられました。
40歳を過ぎてから新しい出会いが増えたと語るママもいて、「なぜ若い頃にできなかったのだろう」と感じつつも、後悔というよりは「そのときの自分にはムリだったんだな」と受け入れている様子です。投稿者さんもその意見に、「気づくのが遅くて落ち込むのではなく、そう考えるようにすればいいのですね」と少し気持ちが軽くなったようです。

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人間関係を避けた理由には、毒母も関係している?

投稿者さんは、自分が人間関係に消極的なのは、実母との関係も影響しているのではと気づいたよう。「抑圧的な毒母の影響もあるのかもしれません。攻撃的でヒステリックな人には、どのように接すればいいのでしょうか?」と人生を振り返ります。

『実母のことは「自分のせいではない」「この人はこういう人」と思うことかな。言い方に惑わされないで、「何を言っているか?」を聞く。そして自分に関係あることだけ受け取り、あとは聞き流す。人間関係は、自分の捉え方次第。毒親であっても、自分の知識や見方次第では「薬」になる』

家庭環境や家族との関係性がもたらす影響は、決して小さくはないのでしょう。でもそれに振り回されすぎず、自分の感情や行動を整えていく姿勢が求められるのかもしれません。

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「悪口を言われたら……」という不安

投稿者さんはまた、「もし関わった人からイヤなことをされたり陰口を言われていたりしたら、どうしたらいい?」と不安を漏らします。

『自分が悪口を言われていたら、その人がどんな性格なのか深堀りしたくなる。人っておもしろいなと思えるタイプなので。でも大人になると関係性を深める前に「この人、少し危ないかも」とセンサーが働きはじめた』

このコメントに対して投稿者さんは「この人とは合わないな、危ない人かもと思ったら深く関わらないですか?」と質問します。すると「関わらない。でもやばい奴センサーはたくさんの人と出会わないと発動しないかもしれない」と人付き合いには練習も必要だと言います。また他のママからもアドバイスがありました。

『人付き合いにも人それぞれのキャパシティがあるよ。広く浅く付き合うのが好きな人もいれば、深く狭く付き合うのが好きな人もいる。そもそもひとりでいるのが好きな人もいる』

「傷ついても、それが自分の深みを増してくれる」と強いママもいました。でも性格は人それぞれです。誰もが強く生きられるわけではありません。自分らしい人付き合いの形を見つけられるといいのかもしれませんね。

30代以降でも友だちは作れます

「もうすぐ30代ですが、これからでも友だちは作れるのでしょうか?」という投稿者さんの不安に、ママたちが「全然遅くない!」と声をそろえました。

『30歳を超えてからできた友だちがいます。若いときとは遊び方が違うし「青春」とは違いますが、大人なりに楽しい思い出はできるよ』

『年齢ではなく、人が好きで出会いが尊いと思える性格なら、50歳でも60歳でも世界は広がるし、出会いもゴロゴロ転がっている』

そもそも人付き合いは変わっていくものだというママも。「視野が広がったり、自分の考え方に変化があったりと、いろいろな人と関わることには価値がある」と言います。たしかに、若い頃の人間関係がすべてではありません。いくつになっても、いつどのような人との出会いがあるのかはわからないのです。今日はじめて会うのに話が合った……そんな素敵な出会いが待ち受けているのかもしれません。

変わりたいなら、これから変わればいい

寄せられた言葉のなかで、投稿者さんが背中を押されたのは、次のような声かもしれません。

『挑戦をすることに「遅すぎる」なんてない。まだまだ長い人生。「こうしていれば良かったな……」と思うことを、これからやっていけばいいんだよ』

『親の影響は大きいけれど、それに縛られず自分が「こうしたい!」と思ったならそうすればいい』

ママたちは、「こうすれば良かった」と感じるのなら今からやってみればいい、と投稿者さんの背中を押します。間違えてもいい、失敗してもいい。そのときに「今度はどうしたらいいか」と考えればいいのでしょう。過去は過去。いつでも未来は変えられます。今の自分が何かに気づいたなら、そこからまた新しい一歩を踏み出してみましょう。仲良くなりたいと思える人に出会えたら、それは縁です。怖がらずにご縁を大切にしたらいいのかもしれません。ママたちの前向きな言葉が、これからの投稿者さんの道を照らしてくれるのではないのでしょうか。

文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・加藤みちか

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