<謝罪したい>人見知りで素っ気ない態度を取り続けてしまった。最後にお詫びしたいけど変?
みんな当たり障りなく誰とでもコミュニケーションをとっているように見えて、実は結構多い“人見知り”。その人見知りのせいで思い悩むママから相談が寄せられました。
『子どもが学校に通う3年間、他の保護者との関わりを避けていたのですが、最後のあいさつで「人見知りもあり、誰かと話すことにスゴく緊張してしまって、ずっと素っ気ない態度のようになっていました。すみません」って言われたら正直にどう思う?』
人見知りのせいもあって、他の保護者とうまくかかわれなかったと話す投稿者さん。せめて最後にお詫びの言葉のひとつくらい……と思ったようですね。しかし、いまさらこのようなことを聞かされて、まわりの保護者はどのように感じるのだろうと考えたようです。さて、このような投稿者さんの問いかけに、ママたちはどのような反応を見せるのでしょう。
まわりは意外に気にしていない
『どうも思わないよ。「あーそうなんだー」ってくらいかな』
『「あ、そういう感じ!? そうだったんだー」って思うだけかな』
気に病んでいる方にとってはどのような反応がくるのか、どのように受け止められるのか、どうしようもなく気になりますよね。しかし実際のところは、ママたちの声にあるようにあまり「気にしていない」「気にならない」のかもしれません。なにか思うことがあったとしても、「そうだったのか」くらいになる可能性もあるようです。ただ、そう言われても、悩む側としては気になりますよね。
『素っ気ない態度のまま終わることもできたのに、最後に謝ってエライと思う』
最後の最後に打ち明けられた真実。知らぬ存ぜぬで、なにも言わず終わらせることもできたでしょう。しかしそれでは申し訳ないと思うからこそ、投稿者さんは打ち明けたいし謝罪の想いを伝えたいと考えたのかもしれません。そのことについて、大きな反応はないかもしれませんが、心のなかでは、「謝ってエライなあ」と思ってくれる人もいるかもしれませんね。投稿者さんの行動に対し「いろいろな人がいるなあ」と感じると言う声もあったのですが、逆に受け取る側にもいろいろな人がいると思えば少しは気が楽になるかもしれませんね。
感謝の言葉をプラスして
『もし自分なら、「にもかかわらず、子どもともどもお世話になったこと、感謝いたします。これからは少しずつでも変わっていけるよう努力いたしますので、よろしくお願いします」みたいなことを付け加えるかな』
『どうせ勇気を出すなら「それでもきちんと接してくださってありがとうございました」って感じの、お礼で締めた方がまわりは返事しやすいと思う』
投稿者さんが考えた言葉に対するアドバイスも寄せられました。言いっぱなしにならないよう、感謝の言葉を付け加えることはいいかもしれませんね。事情を説明されただけでは、どのように受け取っていいのか困惑する保護者もいるでしょう。最後のあいさつともなるのですし、感謝の言葉で閉める方向で内容を再考してみてはいかがですか?
謝罪のあとは改善。今後どうする?
人見知りは、どれだけ克服しようと思ってもなかなか難しいかもしれません。しかし生きていく上で乗り越えないとならない局面は意外にあるもの。ではどうすればいいのかをママたちの声を元に考えてみましょう。
あいさつだけはしっかりと!
『素っ気ない態度をとっていたのなら、相手は嫌われていると感じただろうなと思う』
最後の謝罪で誤解が解ければいいですが、今後は誤解を最小限に抑えるためにも、日頃からあいさつだけは意識的に行ってみてはいかがでしょう。笑顔が作れるのならそれでOK。しかし笑顔を作ることすら緊張してしまうようであれば、声のトーンをワントーン上げてみることなどもオススメです。ただ、やろうと思ってすぐにできるものでもありませんから、自主練はマスト。鏡を見たら口角を上げて笑顔の練習をするとか、あいさつの声出し練習をしてみるとか。筆者も経験がありますが、最初は恥ずかしいかもしれません。しかし、慣れたらそうでもなくなってくるので頑張って!
素っ気なさを客観的に把握
『実際どのくらい素っ気ない感じだったんだろう。気にするレベルでもなければ「そうだったんだ」で終わるかな。でもスゴくイヤな感じだったのなら「ふーん、でも大人でしょ?」って思うかも』
人見知りで周囲の人に素っ気ない態度をとってしまう。でも実際どれくらい素っ気ないのか、自分では判断が難しいですよね。思い切ってなにかの場にいるときの自分の言動を、家族や信頼できる誰かにチェックしてもらってはいかがでしょう。客観性があれば、悩みすぎることも減るかもしれません。自分の弱点を見るとき、人はどうしても過剰に受け取ってしまうもの。しかし周囲から見れば大したことではない可能性もあるのです。
行動は自分を変えるチャンス
人見知りからついつい素っ気ない態度をとってしまった投稿者さん。せめて最後ぐらいはと事情を説明したい、お詫びしたいという気持ちもよくわかります。事情説明はいい・悪いではなく、したければする・したくなければしない、でいいのかもしれません。伝える場合は、あまり受け取る側のことを気にしすぎない方がよさそうですね。このように悩んでしまう方は、どちらに転んでもおそらく後悔することでしょう。それならば、事情説明と感謝の気持ちを伝えることだけに集中して乗り切りましょう! ここできちんとあいさつができれば、自分を変えるチャンスにつながるかもしれませんよ。頑張ってくださいね。
文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko
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