<偉ぶる旦那>体調不良で夕飯を手抜きしたら「頭痛くらい耐えろ、甘えるな」と言われた。許せない…!
旦那さんから理不尽なことを言われてイライラすることは、決して珍しいことではありませんよね。しかしあまりにもひどいことを言われてしまうと、呆れて言い返す気力もなくなってしまうのではないでしょうか。先日ママスタコミュニティには「女性は休んじゃいけないの?」というタイトルで、こんな愚痴が寄せられました。投稿者さんはパートで9時から14時まで働いていますが、昨日は仕事中に片頭痛になり、頭痛薬を飲んで乗り切ったそう。帰宅してからしばらくは休んでいたそうですが……。
『夕飯を作る気力もなかったので、素麺を茹でておひたしを作りました。子どもたちは文句を言わずに食べてくれたし、なんなら体調も心配してくれていたのに、旦那は「たかが頭痛くらいで甘えているよなー。素麺茹でる気力があるなら、もっとマシなもの作れたんじゃないの?」と言われてがっかりしました。「あなただって熱が37.0度で仕事を休んだことがあったよね? 熱はなくても体調が悪いのかなと思っていたら部屋でずーっとゲーム。女は体調悪くても休んだり手抜きしたりしちゃいけないの? 何もしていないわけではないよね? 短時間とはいえ仕事もしてきたんだよ。帰ってきて少し休んで夕飯の手抜きをして何が悪いの?」と言い返したら、「ある程度の痛みは耐えられる! 出産を乗り越えたんだから!」とめっちゃ偉そうに言われて、もう呆れて返す気力もなくなりました』
「出産したのだから頭痛くらい耐えるべき」とでも言いたげな旦那さんの発言に、カチンときたという投稿者さん。投稿者さんは体調が悪くても素麺を茹でておひたしまで作ったので、立派に料理をしています。それなのに「もっとマシなの作れないの?」という発言は許せないですよね。この投稿にママたちからは旦那さんに対する批判を中心にさまざまなコメントが集まりました。
出産の痛みと頭痛は、比べる対象ではない!
『姑に言われたならともかく、なんで産んだこともない男性に言われなくちゃならないのかな』
『陰部を蹴り上げて、「大丈夫! これに耐えられたら、ある程度の痛みは耐えられる!」とやりたいね』
『出産は大切なわが子を産むための痛み、頭痛は何も産み出さない』
「出産した女性は出産以上の痛みがないと休めないの!?」として、旦那さんへの怒りを露わにしていた投稿者さん。たしかに出産は個人差こそあれど、尋常ではないほど痛みを感じるものです。しかしだからと言って「出産を経験した女性はどんな痛みでも耐えられるから休んではいけない」という理論にはならないでしょう。また旦那さん自身はその痛みを経験していないにもかかわらず、投稿者さんの出産の痛みについて語ってくるのもおかしな話。さらには頭痛と出産を比較するのも間違っていますよね。頭痛はそもそも痛みに耐えて乗り越えるものではありませんし、出産の痛みも愛するわが子のために必死に耐え抜いた結果です。よくわからない主張に、「旦那にも痛みを経験させて同じことを言ってやれば?」といったコメントも寄せられていました。
旦那さんは短時間パートを見下しているのでは?
『私も同じ短時間パート。これって旦那が家事育児に非協力的だから、短時間パートなんだよね。だから頭痛もするよね。私も疲れからしょっちゅう頭痛で薬が手放せない。「頭が痛い」と言っている人間に対して初めに出てくる言葉は「大丈夫?」だよね』
『私も似たような時間で働いていて、具合が悪いからチャーハンだけとかあったよ。息子がほぼ作ってくれたんだけど。足りない人はカップ麺でもみたいな。旦那は何も言わなかった。投稿者さんの場合は旦那がクソなだけだよ。気にしないで』
『短時間パートは軽く見られがちだけど、その短い時間の中で雇用主はいっぱい働かせようとするし、働く側も短時間だからこそ手際よくやらなきゃいけない』
投稿文からも、普段から投稿者さんはパートと家事育児を両立させて頑張っていることがうかがえます。そして旦那さんは自分は仕事で疲れているから家事をする必要がなく、「体調不良でも投稿者さんが夕ご飯を作ることは当たり前」だと思っているのでしょう。頭痛を患いながらも素麺を茹でるなど、懸命に料理をした投稿者さんのことを「甘えている」「もっとマシな料理ないの?」と言ってくるあたり、短時間パート勤務という働き方をバカにしているのではないでしょうか。同じように短時間パートで働くママたちからは「旦那が家事育児に協力的なら、がっつり働くのにね」「頭痛の家族に対しては、まず心配するべきじゃない?」といった旦那さんへの批判が相次ぎました。こうした状況も理解せず、投稿者さんに対して「甘えている」なんて言葉が出る旦那さんは、普段から投稿者さんへのリスペクトや感謝がなさすぎるのではないでしょうか。
感謝の不足は積もり積もって離婚に繋がる。どうなっても知らないよ…
『ひどいね。裏を返せば、普段よっぽどあなたがいろいろやっているということ。感謝しろという話だよ』
『「知り合いの人にあなたから言われたことをそのまま伝えたら『うわ〜そんなモラハラ野郎と一緒に暮らすって何の罰ゲーム? 私なら無理〜』と言われたわ(笑)」と言ってやれ。お大事にね』
『こういう思いやりのなさが少しずつ少しずつ積み重なって、どんどん旦那のことを嫌いになっていって、私は現在離婚協議中……』
ママたちからは「私なら体調不良のときは旦那の分の料理なんて作らないよ」といったコメントもあり、今度から投稿者さんは体調不良のときにはお子さんのためには動いても、旦那さんには自分のことを自分でやってもらいましょう。そうすることで投稿者さんが普段からどれだけ毎日家事育児を頑張っているかが、少しはわかるかもしれません。それに旦那さんが言う「出産に耐えられたのだから出産以上の痛みでなければ休んではいけない」という主張、それは旦那さんも、よっぽどのことがないと休んではいけないという理論にも繋がるのではないでしょうか。
こうした旦那さんの思いやりのなさが積もり積もると、離婚にまで発展するという忠告をしているママもいました。このままいくと投稿者さんが、旦那さんに愛想を尽かすのも時間の問題です。呆れてしまっているでしょうが、それでもなお旦那さんの意識を改めたいなら、投稿者さんは旦那さんの発言で傷ついたことを改めて伝えることも必要かもしれません。
文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・Ponko
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