<お迎え19時カワイソー?>時短からフルタイムへ!遅くまで待たせる息子への罪悪感【第2話まんが】
私(ミホ)は、夫と3歳の息子ハヤトと暮らしています。昨年度までは時短勤務で、なるべくハヤトと一緒にいる時間を大切にしてきました。ただ私はもともとキャリア志向が強く、仕事にも全力を注ぎたい性分です。4月からフルタイム勤務となり、遅れてしまった分を取り戻そうと必死に働く日々が始まりました。今までよりもハヤトのお迎えが遅くなって寂しい思いをさせていることは気になっていましたが、「仕方がない」と自分に言いきかせていました。


たまに打ち合わせの時間が延びたりしてギリギリになることもあります。時短勤務のときは16時に仕事を切り上げて17時にお迎えに行けていたのが、今はだいたい19時近く……。今日も私は保育園に向かって全速力で走ります。
お迎えに行くと、ハヤトが泣いてしまうこともしょっちゅうです。こんなに小さな子が必死で頑張って待ってくれていると思うと、私も涙が出そうになります。私はアンナ先生の言葉に、何も言い返すことができませんでした。
ハヤトに我慢させていることは分かっています。けれど仕方ないのです。ここでキャリアを止めるわけにはいかないし、ハヤトの将来や自分自身のことを考えても私が仕事を辞めるという選択肢はありません。
共働きの夫とは、突発的に起きる子どものトラブルに「どっち」が対応するかで揉め、「どっち」が仕事を休むかで揉め、家事の負担で揉めてきました。たくさんぶつかり合ってようやく今の形に落ちついたのです。
そんななか私は担任のアンナ先生から、ハヤトがどれだけ私のお迎えを待っているかを聞かされました。先生はきっとハヤトのことを「可哀想な子」だと思っているのでしょう。私がハヤトを「可哀想な子」にしてしまっている……。そんなふうに感じて私は落ち込んでしまったのでした。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
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