<義妹、介護しない宣言!>本人に届くことない「ごめんね…」一生唱えつづける義母【第15話まんが】
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私(トモコ)は、夫のアツシと2人暮らし。ある日義母が大ケガで入院し、今後のひとり暮らしが難しい状況になりました。けれど義妹ナツキさんは「母親の世話をするつもりは一切ない」と断言。ナツキさんが義母から壮絶な仕打ちを受けていたと聞かされ、私たちは「ナツキさんを解放してあげよう」と決めました。やがて病室を訪れたナツキさんは、義母にキッパリ絶縁を告げます。ナツキさんが去ったあと、義母はしばらく呆然としていました。


最終的に義母は高齢者施設への入居を承諾しました。私たち夫婦は間もなく第一子の出産を控えている状況だし、ナツキさんが去っていった以上、受け入れるほかなかったのでしょう。手続きはアツシが行い、定期的に面会にも行っています。
面会に行ってすっかり弱々しくなった義母の姿を見るたび、ナツキさんの話が蘇ります。ナツキさんに届くことはない謝罪を、義母はずっとつぶやき続けながら日々を過ごしていくのでしょう。これは当然の報いなのかもしれません。
あれから心身ともに弱ってしまった義母。今はほとんど施設のベッドの上で過ごしています。いろいろなことがわからなくなっていく中で、最後まで強く残っていたのはナツキさんへの謝罪の念だったようです。
今さら謝っても、もうナツキさんに届くことはありません。けれど義母は後悔と反省を抱えたまま、残りの人生を過ごしていくのでしょう。
アツシは定期的に義母のもとに顔を出していて、私と娘もたまに様子を見に行っています。更地になった義実家の跡地を見ると、ナツキさんの話が蘇ります。今は義母から離れたことで、ナツキさんが少しでも心を楽にして生活できていますようにと願っています。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子
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