<突然の訃報>急な通夜・葬儀で必要になるものは何?事前準備は縁起が悪いというけれど実際は違う?
一定の年齢を超えたら、礼服(喪服)の用意をしておいた方がいい……なんて言われたことはありませんか? 常にスタンバイしておくわけではないのかもしれませんが、急な訃報というものは往々にして起こるもの。そのような突然の訃報への対応についての疑問が寄せられました。
『急な訃報にすぐ駆けつけられる人って、事前に用意していたってこと?』
今、この瞬間にお通夜やお葬式に参列しないといけない間柄の方の訃報が飛び込んできたら、みなさんはどれぐらいで準備できますか? 着の身着のまま、身一つで飛び込めるわけではありませんので、準備もけっこう大変ですよね。
急な訃報で必要になるものは?
『喪服、黒真珠のネックレスなどの小物一式。香典袋、お香典、あとなんだろう。喪服はクローゼットに用意してあるものを着ればいいし、香典袋も家に用意があるから大丈夫かな』
急な訃報からお通夜や葬儀に駆けつけるとなると何が必要か。ママたちが最低限必要なものを羅列してくれました。ある程度の年齢を超えているので、喪服は常に準備していると答えるママの声も目立ちました。注目したのは「お香典」。キャッシュレス全盛期の昨今ですから、まとまった現金が自宅にないなんてことも起こりそう。万が一のために用意しておかなければならない可能性もありますね。
『久しぶりに喪服を着ると、大体太っていて入らないよね(笑)』
用意してあった喪服のサイズが合わず着られない問題。普段なら笑いごとですが、笑いごとではありませんよね。定期的にサイズチェックをしておきたいものです。また季節によって必要になるストッキングやコートなどにも注意を払いたいところ。お子さんがいる場合、子ども用の黒い服や靴などの心配をするママもいました。学生服があればいいですが、制服がない学校へ通っている場合や、未就園児のお子さんもいますのでこちらも考えておいてもいいのかもしれません。
準備万端はよくない?
『いつでもすぐ使えるように買い置きをしておくって、人の死を待ち構えているみたいで縁起が悪い……と私の祖母が言っていたけど、これは地域によって違うのかな』
『ご祝儀袋は予備で家にあってもよいけど、不祝儀はよくないと聞いているから自宅に予備はないなあ』
事前に準備しておかないと大変なものばかりなのに、事前に準備しておくことをあまりよくないという風習や考え方もあるようです。年輩の方はとくに気にされるようですね。言われてみるとあまり縁起のいい話ではないのかもしれませんが、忙しい現代人だからこそ、ある程度の準備はしておきたいもの。ママの声にあるように、お香典やお香典袋の準備をしないだけでも印象は違うかもしれませんね。
慣れている・心構えをしているなどといった声も
『慣れているんだよ』
『身内に高齢者がいるから、いつ何があるかわからないという思いはあって普段から心づもりをしているよ。それが、身内に限らずご近所だったり会社関係だったり、いつでも焦らずにいられることになっている』
経験があるからこそできることもありますよね。それは突然の訃報に限らず、冠婚葬祭や人付き合いで起こること全般に言えるのかもしれません。近親者に高齢者がいる場合や、いざというときに駆けつけなければならない人のなかに入院していたり持病を抱えていたりする場合は、何があってもいいようにと心づもりをしていると話すママもいました。縁起が悪いのかもしれませんが、少し心づもりをしてあるだけでもいざというときに違うのではないでしょうか。
最低限の準備だけでもしておくといいかも
いつなんどき、駆けつけないといけない訃報が入るかもしれない。生きていると予測不能の連続ですよね。しかし、その駆けつけないとならないのは、お通夜なのか葬儀なのか。タイミングによって準備にどれだけの時間を費やせるかは異なります。ですから、喪服やアクセサリー、靴やバッグなど、すぐに用意しにくいものだけでも常日頃から準備しておくといいかもしれません。事前に用意しておくものと、当日でも大丈夫なものを、自分のなかで明確にしておくとよさそうですね。
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文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・きたがわなつみ
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