いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

<子離れできていない例>21歳正社員、ひとり暮らしをしたがっている。家事も全くできないので心配

0おすすめ005_大学生_Ponko (1)

就職したわが子から「ひとり暮らししたい」と言われたら、親としては成長が嬉しいような、少し寂しいような気持ちになってしまうかもしれませんね。ところが家事は何もしない、お金の管理もアバウト。なのに根拠のない自信を見せられると、頭を抱えてしまいそうです。今回の投稿者さんも、お子さんのひとり暮らしについて思うことがあるようです。

『21歳になる子どもが、ひとり暮らしをしたがっています』

投稿者さんのお子さんは21歳、現在は月20万~23万円の収入があります。実家に住んでいるものの、家事や家計への協力は一切なし。お子さんは「もう古い家には住みたくないから、職場の近くに引っ越したい」とひとり暮らしを望んでいるようです。しかしお子さんは料理もほとんどできず、洗い物や洗濯、掃除もまったくしない状況。毎日のお弁当も会社への送迎も、投稿者さんがやってあげています。ひとり暮らしの現実的な費用を伝えても、年2回のボーナスで賄えると考えているようです。「親としては”このままひとり暮らしをさせて大丈夫なのか”と不安でいっぱい」と話してくれました。

まったく子離れしていない。甘やかしすぎなんじゃない?

『働いてるのにお金も入れず、親に送迎までさせてる成人を実家に置く意味がわからない。本人がひとり暮らしするって言うならさせたらいいじゃん。投稿者さんはお子さんを家から出したくなさそうな感じがする』

『私なら今すぐ出て行ってもらうけどな。家にお金を入れないなら住まわせない。そもそも送迎なんてしない。投稿者さんがちょっと甘やかしすぎだよ』

『投稿者さんのほうが子離れできてないのでは? お弁当まで作ってるって、どれだけ甘やかしてるの』

お子さんが21歳になって正社員として働いているにもかかわらず、家計への協力が一切なく、親に送迎までさせているというこの状況。現状を看過している投稿者さんに、ママたちからは「甘すぎるんじゃない?」との指摘があがりました。もう少し親として毅然とした態度を取るべきだと考えた方もいたのでしょうね。お子さんが家事もせず、お金の管理が甘くても生きていけるのは、実家という甘えられる場所があるからこそ。子どもの自立を考えると、現状を打破したほうがいいというのがママたちの考えなのでしょう。

広告

本人がその気のうちに、ひとり暮らしさせてみたらいいよ

『私なら本人がひとり暮らしする気満々のうちに、さっさと家から出すわ。成人してるなら自己責任だし、あわよくばそのまま自立してくれるし。現実を教えるまたとないチャンスだよ。今はスマホで調べれば大抵のことはわかるし、大丈夫だよ』

『やらせてみないとわらない。21歳でしょう? 失敗しても再起できる若さと情熱は十分あるよ。実際、独立してかかる生活費の割合なんて、体験しないとわからないと思う』

『職にもついてるし、ひとり暮らししたいならどうぞどうぞ。「やれるもんならやってみろ、二度と家には戻してやらん」くらい内心思いながら送り出すわ。今までは家事とか面倒くさいことはすべて人任せにしてたんだから、これからは大変な思いしてひとりで全部やってみればいい』

お子さんが「ひとり暮らしをしたい」と強く望んでいるなら、それはむしろ自立への絶好の機会と捉えるべきだという意見も見られました。本人が望んでいる機会を逃すべきではないということですね。実際にひとり暮らしをしてみることで、これまで親が当たり前のようにしてくれていた家事や、生活にかかる費用がいかに大変かを身をもって体験できるでしょう。育児は「子どもの自立を促すこと」。親がいなくても立派に生きていける状態にすることのはずです。まさに今がそのタイミングなのかもしれませんね。

広告

ひとり暮らししても、何とかなるよ

『うちの今年22歳の娘も、お金も入れず好き放題してた。あまりにも酷いから私がブチ切れて「お金くらい入れなさい」って言った。そしたら「家にお金を入れるくらいならひとり暮らしする」って出ていって、早1年くらい。なんとかなるよ』

『息子は家事一切できないまま出ていったけど、普通に暮らしてるよ。ひとり暮らしなら誰もやってくれないから、何でもするようになるよ』

先輩ママたちの実体験も寄せられました。今はネットを使えば大抵のことは調べることができますし、親が心配するほど子どもは無力ではないのかもしれませんね。実家にいれば親が何でもしてくれるからこそ、いつまでも「できない」状態が続いてしまうのかもしれません。お子さんの成長を信じて自ら困難に立ち向かう機会を与えることが、真の自立へとつながる道なのではないでしょうか。

お子さんの「ひとり暮らししたい」という気持ちは、親からの自立を求めるサインなのかもしれません。文字通り赤ちゃんのころから知っているのですから、親としては心配な気持ちは当然でしょう。しかし「可愛い子には旅をさせよ」とはよく言ったもの。この機会を子どもの成長のチャンスと捉えて、「現実」を経験させる勇気をもつのも大切なことでしょう。

文・motte 編集・いけがみもえ イラスト・Ponko

次の連載へ

関連記事

<ハズレ義母の暴言>夫の地元へ移住「自然のなかでのびのび子育て」新生活は順調!?【第1話まんが】
私はミチル。このたび仕事関係で出会った同い年の夫レイジと結婚しました。夫は地方の出身で、大学から都会に出てきたそうです。「いずれは地元に戻りたい」と希望していて、私も承諾していました。私もどちらかとい...
<私はサイテーな母親?>見えた夫の本性「結婚する相手を間違えた」離婚を決断した私【第1話まんが】
私(マリ)は夫のシンイチとの間に、娘のユメと息子のジンを授かりました。ずっとフルタイムで働きながら、家事に子育てに仕事に……と多忙な毎日を送っていました。夫の本性に気が付いたのは、下の子のジンが3才に...
<別れたいのは>大学進学で一人暮らし、母親もついていくのはよくあること?実は隠れた理由が…!
子どもが大学進学で一人暮らしをするタイミングで、母親も子どもと一緒に家を離れることがあるようです。子どものお世話をすることが目的のようですね。でもそれに関してはいろいろな意見があるようで、ママスタ...
参考トピ (by ママスタコミュニティ
21歳になる子どもについて。