<モッタイナイは正義?>注意喚起はまるで小論文!力の入れどころが間違ってるような?【中編まんが】
私はウイカ。プリンターが壊れているにもかかわらず、「まだ使える」と言い張って使い続けるカヨさん。紙詰まりを力ずくで直しながら印刷を続けていましたが、それでも何度も紙が詰まっています。しかしカヨさんは「もったいない」と言って、プリンターの買い替えを断固拒否の姿勢です。ナナコさんから仕事を頼まれても、「悪いけど今は印刷で手一杯なの」と断っていました。カヨさんは「もったいない」を言いすぎる癖さえなければ仕事ができる人なのに……困ったものです。
カヨさんが何やらブツブツと独り言をつぶやきながら真剣にパソコンに向かっているので、私は思わず声をかけてしまいました。カヨさんは仕事で使用する封筒の発注先を探していました。ネットで検索したり、文具店のサイトをチェックしたりしています。しばらくするととても嬉しそうに顔をあげて、成果を報告してくれました。
印刷ミスの紙の裏は社内用メモにできるから捨てちゃダメ! ボールペンも完全に書けなくなるまでは捨てない! カヨさんはみんなのもったいない行動に目を光らせています。「みんなどうしてもったいないことに気づかないんだろう?」とでも言いたげな表情でなにやら考え込んでいます。
「1円でも安い封筒を探す!」とネット中を奔走し、5円安い封筒を見つけたカヨさん。
別の日には、印刷ミスをした紙やインクの出にくいボールペンを集め、「物を大切にしましょう」という書類を作成していました。
完成した書類は長文で読みにくく、「小論文かと思った」と話す同僚には苦笑いしてしまいました。
最近のカヨさんの言動は、ちょっとやりすぎなようにも感じます。
このままではカヨさんとみんなの距離ができてしまいそうで、心配です……。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・よしはな 編集・石井弥沙
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