<私はサイテーな母親?>高齢の私にはムリ!親が面倒みるべきよね?【第7話まんが:元義母の気持ち】
私(元義母)は現在ひとり暮らしをしています。息子のシンイチは、マリさんとの窮屈な結婚生活に疲れて離婚に至りました。しかし面会を重ねるうち、当時8才だった息子のジンくんがシンイチと暮らすことになりました。ジンくんとはしばらく会っていなかったのですが、先日シンイチが交通事故に遭い、私が家に引き取って数ヶ月面倒をみることになったのです。久しぶりに見るジンくんは17才。すっかり成長していて、まるで知らない人のようでした。

ジンくんは見た目は普通の子なのですが、なんだか威圧感があります。話しかけても続かないし、そもそも80才をすぎた私が高校生の世話なんて……。そんなとき私の頭に浮かんだのはマリさんでした。一応ジンくんにも確認してみます。
私からの急な連絡にマリさんが戸惑っているようだったので、いったん電話を切ることにしました。けれどその態度にも私は腹が立ってしまいます。今までジンくんのために何もしてこなかったのに、母親のくせに何を悩んでいるのか……。
シンイチが離婚をした後、私は当時まだ小さかったジンくんをとてもかわいがっていました。シンイチのためにもわが家の跡取りとしても、素直でかわいいジンくんがほしかったのです。だからジンくんが父親と暮らすと決めてくれたときは本当に嬉しかった。でもそれはすべて過去のこと。久しぶりに会ったジンくんは別人のように威圧感のある青年になってしまっていたのです。
だから私は、マリさんにジンくんを託そうと思い立ちました。今まで母親として何もしてこなかったのです。こんなときくらい役に立ってもらわないと……。ジンくん自身もマリさんの家で暮らすことに特に問題はなさそうでした。それなのにまさか断ってくるなんて。私はアゼンとしてしまったのでした。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
続きを読む