<不登校>昨日は登校できたのに今日はダメだった。期待せずにいても親のメンタルは削られる…
不登校のわが子にできるだけ寄り添いたいと思っていても、ママだって人間だからどうにもならないことに葛藤することもあるでしょう。どこにも吐き出せない思いを抱えたママの声が届きました。
『小学校に通う娘が昨日、半年ぶりに学校へ行けた。でもまた今日は行けなかった。どうして……』
「どうして」と思ってしまう気持ち、共感できるママも多いかもしれません。焦っても仕方がないのに焦る気持ち。昨日と今日は何が違うのだろう。子どものなかにはその違いが明確にあるのかもしれませんが、聞いたところで言語化できるかはわかりません。だからこそ、ママは悩み苦しむのです。
昨日学校へ行けたことを褒めてあげよう
ママたちから寄せられたさまざまな声があるなか、注目したのは、まずは半年も学校へ行けなかったのに、昨日学校へ行けたことを褒めてあげてほしいという声でした。学校へ行けなくなった理由とか、昨日は行けたのに今日は行けなかった理由とか、本当にいろいろあると思います。しかしそれでも昨日は行けたのです。これは小さな一歩のように思えますが、もしかすると大きな一歩かもしれません。
『親もツライよね。きっと娘さんもツライんだろうね。今は昨日行けたことを褒めてあげて。それでまた行けそうな日があったら行こうって言ってあげて。徐々に行けるようになるといいね』
『半年以上ぶりに行けたことがスゴイと思うよ』
昨日学校へ行ったことで投稿者さんの娘さんは疲れたのかもしれません。私たちにとってなんでもない行動でも、不登校になってしまっている子どもたちにとっては、心身ともに大きな疲弊を伴う行動だったのではないでしょうか。人って体以上に心がクタクタになっていると、起き上がることもできなくなるのです。だから今日は労ってあげてもいいのかもしれません。「どうして」と思う気持ちも消せないと思いますが、とりあえず今日だけは。
期待しすぎないように見守ろう
『少し期待してしまったから、親はしんどいですよね。焦らずゆっくりいきましょう』
『疲れちゃったんでしょう。いきなり毎日はムリだよ、期待しないほうがいい』
半年学校へ行けなかったのに、昨日は行けた。親としてはこのまま不登校を解消できるのではと期待してしまいますよね。正直なところ、期待するなと言うほうがムリかもしれません。しかしママたちからは焦らず、期待しすぎないようにと諭す声も寄せられていました。期待してしまう気持ちもわかるからこそ「期待しないほうがいい」と言えるのかもしれません。
『うちの子も始業式は頑張っていけた、かなり勇気を出して行ったと思う。でも翌日からは行けなかった。期待はしていなかったけど、それでも親のメンタルはやられるよ。不安と焦りばかり大きくなって。どうしてあげたらいいのかもうホントにわかんない』
「期待しないようにしていてもショックだった」。そのような正直な思いも寄せられました。心を騙そうと思っても、決して騙しきれないのだなと痛感させられる瞬間です。わが子をなんとかしてやりたいと思えば思うほど、ママのメンタルも疲弊していくのでしょう。苦しいですね。
次のアクションを考えてみることもアリ
投稿者さんの話によると、不登校になった原因はお友だちとの間に起こったトラブルなのだそう。いじめなどではなく、投稿者さんのお子さんがトラブルを敏感に受け取ってしまい学校へ行けなくなってしまったのだとか。学校側と連携して策を立てるも状況は変わらず……。
『学校以外の場所で通える場所を探してみてもいいかもしれない。今の学校にいつか通えるようになるって待つには長すぎるかなと思ってしまった。半年も経ったのだから、次のアクションを起こしてもいいのではないかな』
ママからの提案のように学校以外の“居場所”を探してみてはいかがでしょう。もしまだお子さんが身動きの取れない状況だとしても、事態が急展開することは考えられます。突然学校へまた行けるかもしれませんし、学校以外の場所なら行きたいと言い出す可能性もありますよね。「学校以外の場所なら」と言い出したそのときに、素早く次のアクションを起こせるよう、別の“居場所”候補地をピックアップしておいてもいいかもしれません。多様性が広がるなか、学校へ行くことだけが選択肢ではないという考え方もありますよね。今、目の前にある変わらない現実に期待して落ち込むよりも、さまざまな期待や希望の種を集めておいてはいかがでしょう。他の選択肢を知っているだけで、ママの気持ちが少しでも救われるかもしれません。
わが子の特徴をしっかり見極めた対応がカギ
「どうして」と嘆きたくなる投稿者さんの気持ちもわかりますが、まずは1日でも登校できたことを褒めてあげてほしいという声が目立ちました。しかし、甘やかさないで学校へ行かせるべきだという声も寄せられていたのです。どちらがいいかは、お子さん次第……でしょうか。叱咤激励やアドバイスをもらうことで動き出せる子もいれば、余計な口出しはせず見守ってほしい子もいます。どちらが“いい”か“悪い”かではなく、わが子にどちらの対応が適しているのか、それをしっかり見極めることが大切でしょう。周りの声はあくまでも参考にし、わが子にあった対応を考えてみてください。そしてママ自身もわが子に向き合いすぎないよう、自分の心に寄り添い、労うことを忘れないでくださいね。自分の心を労ってあげることで余裕が生まれ、新たに見えてくることもあるかもしれませんから。
文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko
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