添加物が気になるママへ。時短で健康的な 『みそまる』 の作り方
2013年12月「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録され世界から大注目されている和食。『まごわやさしい』という言葉があるように、多様で新鮮な食材、バランスよく健康的な食事内容であることが特徴の一つですね。一汁三菜を基本とする食事スタイルはまさに理想的で、炭水化物、たんぱく質、脂質が無理なくしっかり食べられます。
……といっても、一汁三菜の食事を一日三回とるのは至難の業。「忙しい、でも栄養はバランス良くとりたーい。」そんなママに、超簡単、なのに栄養満点、さらに冷凍もOKの便利すぎる『まごわやさしい』の『みそまる』の作り方をご紹介します。
『まごわやさしい』と『みそまる』とは?
『まごわやさしい』とは、食品研究家で医学博士の吉村裕之先生が提唱されている、バランスの良い食事の覚え方、そして和の食材の最初の文字を取って覚えやすくしたものです。生活習慣病予防・コレステロールダウン・老化予防・皮膚や粘膜の抵抗力強化・疲労回復・骨を丈夫にするなどの効果があると言われている食材で、どれも日本に昔からあるものばかりです。
そして『みそまる』は、簡単に言うと即席みそ汁の素。丸めたみそ玉にお湯を注ぐだけでみそ汁ができあがる優れモノです。このみそまるを、まごわやさしい材料で考えてみました。市販のものは添加物が気になるというママ、忙しいけど一食に一品はできるだけ手作りを家族に食べてもらいたい、と考えるママたちにピッタリですよ。
『みそまる』の作り方
<材料>
<作り方>
1. 切干大根、干し椎茸をハサミで細かくします(時間がないときは手でちぎってもok)
2. みそ以外を全部ボールに入れ、混ぜます。粒ごまよりすりごまの方が栄養の吸収がスムーズなのだとか。お好みで使用してください。
3. 2にみそを入れ、よく混ぜます
4. 15玉分になるよう等分してから丸めます。パパ用は大きめ、子ども用は小さめなど調整しましょう
5. ラップに乗せ、お好みの仕上げを振りかけて完成!
食べるときは、適量のお湯を注いでくださいね。
2、3日経過した方が具に味がしみておいしさが増します。作った『みそまる』はそのまま冷凍できますよ。
実際に食べた方の感想は?
筆者が実際に作ってみて、ママ友に協力してもらって味見してもらいました。
『かつお節、干し椎茸からおダシが出ておいしかったです。』
『自分で味見のつもりで食べようとしたら、娘が興味を持って、結局全部飲まれちゃいました。あんなにみそ汁をじっくり眺めて楽しそうに飲んでいる姿を見たのは初めて。母として嬉しかった。』
『主人はカレー味、子どもはとろろ昆布味が好き。好みが違っても同じ作り方だし、冷凍しておいて飲みたいときにお湯を注ぐだけなので楽チンです。』
『忙しいとき、おにぎりの中身にしちゃいました。好評でしたよ。』
すべて買い置きしておける材料で作れるのもポイントです。ぜひ台所にある乾物でわが家流の『みそまる』を作ってみてください。これで女度アップ間違いなし!
文・キッズバレイ サトヒロ