<人付き合いに疲れた>人と話すのは楽しいけれど、ママ友関係や職場など複数のコミュニティで疲労感が
子育てや仕事、コミュニティでの人付き合いに疲れることはありませんか? ママスタコミュニティに寄せられたのは、人付き合いも楽しいけれど、一人での時間が癒しだと感じる投稿者さんの悩み。いい人が多い環境でも、関わりが重なることで生じるストレスに、ママたちが共感しました。
『スポ少、子どもの友だちのママ関係、役員、職場……所属しているコミュニティが多いと人付き合いに疲れる。いい人たちが多いし、何かされているわけではないけれど、一人になってコーヒーを飲んでいるときが一番落ち着く。誰とでも話せるし話していて楽しいのだけれど、続くと疲れるから本当は一人が好きなのかな。人と話すのが元気の源! みたいな人が羨ましい』
投稿者さんは人付き合いが得意な一方、疲れも感じており、一人時間の心地よさに気づきます。さて、どのようにバランスを取ればいいのでしょうか?
人付き合いも好きだけど……人付き合いと一人時間の間で揺れる心
ママたちからは「みんな同じように感じている」との声が寄せられました。
『私は人と話していないとストレスが溜まるけれど、一人がホッとするときもある』
『人と接したい気持ちと一人になりたい気持ちが半々。職場のパートさんの闇を見て、少し距離を置きたくなっている』
『毒親育ちだから、誘いを断ると罪悪感があるけれど、自分のペースを守るようにしている』
「人付き合いが好きなほうが楽だよね、社会生活で避けられないし……」と社会人としての他人との付き合い方を理解しつつも、一人の心地よさも捨てがたいと反応する投稿者さん。「偏らないのが理想だけれど難しい」と本心を打ち明けます。また人付き合いが好きというママからは「それでも一人の時間がホッとするときもある」というコメントも。人と接する機会が重なると、どうしても自分のペースが乱れがちに。そんなときは、誘いを断る勇気を持って、自分のペースを優先することが大切なのかもしれません。自分の時間を確保することが、心の余裕にも繋がりますね。
一人時間が心地よい
人と話すことが元気の源という人もいるでしょう。でも「羨ましいとは思わない」というママたちも。それが苦痛だというタイプもいます。
『年々一人でいるほうが楽になっている』
『疲れて距離を置くようになったら、向こうからも距離を置かれるようになった。寂しいけれど、楽さのほうが勝っている』
『コロナ禍で在宅勤務になって、人付き合いが面倒に。「一人は楽だ」と。更年期でしんどいのもあるけれど、昔からの友だちでも急に当たりが強くなり、難しい』
「一人時間が好き」と感じるママたちのなかには、仕事以外では人と会いたくないと、人間関係に疲れを感じているママも。もともとは人付き合いを大切にしていたけれど、一人の心地よさに気づいたとの声もありました。投稿者さんも年を重ねるごとに、人付き合いへの考え方が変わっていったようですね。ほかのママたちも一人時間の心地よさに気づくと、人付き合いの負担がより明確になると話しており、適度な距離感を模索しているようです。また学生時代の友だちでも比較されている? と感じたり、合わなくなったりする人も。「このようなものかなと諦めも大事」というママも。昔からの友人だとしても合わないと感じたら、距離を置くのがいいのでしょう。ストレスになるので、無理な付き合いは禁物です。
選べない人間関係と適度な距離感
ママ友や職場の人は「自分で選べない」こともストレスに。ママたちからは、適度な距離感を保つ工夫が提案されました。
『ママ友や仕事の関係者は選べないから、仲よくしないといけない。つまらなくもなるよね。適当にお付き合いしていきましょう』
『うわべはニコニコ、当たり障りなく。俳優になったつもりで演じると上手くいくよ。歳を重ねてから身につけた世渡り』
『人間関係は60%の力でやっていくと決めている』
『ママ友付き合いは、子どもが大学生になってやっと楽に。月に1~2回友人と会い、平日は家事と趣味のことをして、週末は旦那と過ごすだけで幸せ』
忙しいママたちにとって、複数のコミュニティで人付き合いをしつつも一人の癒しの時間も確保することは、簡単ではないかもしれません。ママたちの「みんな同じ」「適度な距離感が大事」との声は、誰もが感じる葛藤を映し出しています。特に、相手を選べないママ友や職場関係はストレスになりがち。「図々しいママ友」や「マネジメント不足の上司」など、相手に振り回されないためには、明確な線引きが重要です。「うわべだけニコニコする」と適度に力を抜くことで対応し、必要以上の関わりを避けることで心の負担が軽減されるでしょう。気の合う友人と適度な交流を保ちつつ、子どもが成長するにつれママ友付き合いが減ることを見越して、焦らず割り切るのも手です。友だちと比較される感覚も、無理な誘いを断ることや自分の心地よいペース作ることで薄まり、より楽に過ごせるはず。人付き合いは避けられないけれど、疲れたときはコーヒーを片手に一息。自分を大切にする時間を確保して、心地よい人間関係を築いていきましょう。
文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・きたがわなつみ
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