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<加害者と結婚>もう背負えない!家族をないがしろにする夫に「出て行きます」発言【第11話まんが】

私(ナツミ)は、夫のケンと小中学生の子どもたちとの4人家族。ケンは大学生のときに自転車で大事故を起こし、当時中学生の「羽田キホ」さんに重傷を負わせてしまいました。私はケンのそんな過去も「一緒に背負う」覚悟で結婚したのです。すると事故から20年後、ケンは偶然羽田さんと再会します。それ以来「罪滅ぼし」の意識で彼女をサポートし、家族よりも優先しているケン。私が反対しても聞く耳を持たない様子に、私は「もう無理だ」と悟ったのでした。

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ケンの「家族が犠牲になるのは仕方ない」の言葉に、張り詰めていた糸が切れてしまった気がしました。それから私たちはお互いに何も言えなくなってしまったのです。そんな親たちのぎこちなさに子どもたちも気づいていたようです。

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子どもたちを見送ったあと、私は義母に電話をかけました。私は義両親への結婚挨拶のときに「ケンが背負っているものを、これからは夫婦で背負う」という決意を伝えました。そのとき義両親にかけられた言葉を思い出していたのです。

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そもそもこの結婚自体が間違っていたのかもしれません。ケンを支えてあげたいとか、背負っている罪を半分背負うとか、そんなおこがましいことを言ってはじめた結婚生活でした。けれど他人の私がケンの罪を背負えるはずがなかったのです。だからこんなふうに、当事者が現れただけで簡単にボロボロになってしまったのでしょう。
このことを誰かに聞いてほしい、誰かに分かってほしい……。そんなときに頭に浮かんだのがかつての義両親の言葉だったのです。義母の声を聞いたとたん、私は涙が止まらなくなりました。

【第12話】へ続く。

原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子

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※この漫画はママスタに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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