いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

<加害者と結婚>一緒に罪を背負うと言っただろ「家族の犠牲は当たり前」【第9話まんが:夫の気持ち】

俺(ケン)は大学生のときに自転車事故を起こし、当時中学生の「羽田キホ」さんに重傷を負わせてしまった。彼女はもう一生普通に歩くことはできず、身体にも大きな傷痕が残るらしい。しかし20年後、俺は取引先で思いがけず彼女に再会。俺は「罪滅ぼし」の意識で彼女に寄り添い、サポートするようになった。しかし妻のナツミは良い顔をせず、彼女との約束に一緒に行くと言い出した。俺の罪を「一緒に背負う」覚悟で結婚してくれたはずなのに……。

広告

9_1_1

9_1_2

9_1_3

俺がしていることは羽田さんや、そのご家族への償いなのだ。羽田さんは俺のせいで普通の人生を奪われてしまった。あの不自由な身体が原因で結婚もできていないのかもしれない。あまりに非人道的なことを言われ、俺は思わず大声を出した。
9_2_1

9_2_2

広告

9_2_3

9_3_1
ナツミは確かに言っていた。俺が背負っているものを、一緒に背負うと……。どんなときも一緒に乗り越えていこう、そう言いながら今まで暮らしてきたはずだ。だからこの「罪滅ぼし」は俺だけの問題じゃない、家族の問題なのだ。

広告

9_3_2

9_3_3
ナツミや子どもたちには申し訳なく思っている。羽田さんの要望を叶えようとすれば、家族に迷惑がかかってしまうこともある。けれどこれは仕方のないことだろう。俺だけの問題ではない。家族は俺と一心同体なのだ。
羽田さんとの予定がないときは、できるだけ家族に寄り添っているつもりだ。ただ現実として、彼女のことを優先せざるを得ない場面は多々ある。もう少し経てばおそらく気が済んで、今みたいに要望を言ってくることもなくなるだろう。だからあと少しだけ……どうか我慢してほしいと思っている。

【第10話】へ続く。

原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子

続きを読む

※この漫画はママスタに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

猫田カヨの記事一覧ページ

関連記事

<加害者と結婚>償いはいつまで続くの?被害者を最優先にする夫「もう無理ッ…!」【第10話まんが】
私(ナツミ)は、夫のケンと小中学生の子どもたちとの4人家族。ケンは大学生のときに自転車で大事故を起こし、当時中学生の「羽田キホ」さんに重傷を負わせてしまいました。私はケンのそんな過去も「一緒に背負う」...
<加害者と結婚>優しい彼とずっと一緒にいたい!なのに「結婚する資格ない…」なぜ?【第1話まんが】
私(ナツミ)は、夫のケンと中2の娘、小4の息子との4人家族。今朝も家族は元気に出かけていきました。娘はテニス部で頑張りながら塾にも通っています。息子も友達と遊んだり、サッカースクールに行ったりと忙しそ...
<夫の安請け合い…イラッ>再配達の手配も段ボールの処理も私「いい加減にしてよ!」【第1話まんが】
私はクルミ。夫のコウタ、娘のユイと3人暮らしをしています。最近の私には悩みがひとつ。それは……コウタがフリマアプリで買い物を繰り返していることです。ただの買い物なら私もそこまで目くじらを立てる気はあり...