<加害者と結婚>距離が近すぎのような…「休日2人で出かけてくる」寄り添う夫にモヤ【第6話まんが】
私(ナツミ)は、夫のケンと小中学生の子どもたちとの4人家族。ケンは大学生のときに自転車で大事故を起こし、当時中学生の「羽田キホ」さんに重傷を負わせてしまいました。彼女はもう一生普通に歩くことはできず、身体にも大きな傷痕が残ってしまったそうです。ひとりで罪を背負って生きていくつもりだったケンは、自分だけ幸せになるわけにはいかないと言っていました。けれど私は「一緒に背負う」覚悟で結婚したのです。そして事故から20年……。
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「ナツミにはたくさん心配かけたよな……。ごめんな」「ううん、本当に良かった……」私たちは2人で抱き合って泣きました。それから数ヶ月経ったある朝のこと。出かける支度をしていたケンが言いました。「実はさ、この前……」
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あれからケンが羽田キホさんと直接連絡を取り合っているという話は聞いていました。先日ケンは、彼女が読みたいと言った本を貸すため取引先近くの公園へ会いに行ったようです。そして今度の日曜、2人で出かける約束をしたそうで……。
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ケンと羽田キホさんが和解できたことに、私は心から喜んでいました。ずっとケンの胸につかえていたものが取れたのであれば、本当に良かったです。しかしそれ以来ケンは、妙に彼女と距離が近いように感じるのです。本を貸してあげるためわざわざ会いに行ったり、そのうえ2人で出かける約束まで……。
ケンには「俺のせいだから」という思いもあるだろうし、彼女が不自由している部分のサポートをしてあげるのは決して悪いことじゃないはずです。けれどケンの言葉に、私はモヤモヤが隠せませんでした。
【第7話】へ続く。(明日配信予定)
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子
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※この漫画はママスタに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。
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