<兄の借金の保証人に…?>過去、妹の保証人になってもらったけれど…?「話が違う!」【中編まんが】
私はサキ。小学生の娘と旦那のマサユキと暮らしています。そして10年以上前に地元を離れて暮らす独身の兄がいます。久しぶりに兄が実家に顔を出したようで、私は呼び出されました。すると、母から「兄の借金の保証人になってやって」と唐突に言われ……。私は生活基盤を整えるための保証人なら、構わないと思いました。でも状況や返済、再就職のめどなどを聞きたいのは当たり前ですよね。それなのに母はそれすら聞かせてくれず、私を「冷たい」と叱ったのです。どうしてこんな風に言われなければいけないんだと悲しくなりながら、うなずかずに実家をあとにしたのです。



「たぶんお母さんは、お兄ちゃんが帰ってきて嬉しいんだと思う。だから、すぐに力になってあげたいって気持ちなんだろうけど……」母の気持ちは分かるのですが、納得できません。その気持ちを汲んでくれたのか、旦那が言いました。「でもそれを強要するのは違うよね」
次の日。母から電話がありました。「旦那に相談した?」さっそく本題に入る母。小さく息を吐き、気持ちを落ち着けながら返事をします。「うん、したよ」「そうしたら早いところきてやってくれる?」断るという選択肢は私にないようです。
お母さんの気持ちはなんとなくわかります。
困っている息子をなんとか助けたいのでしょう。自分が保証人になれるなら喜んでなったと思います。
それができないから私に頼んで、ふたつ返事をしない私にいら立っているのでしょう。
今は兄のことで頭がいっぱいで、私の心情まで考えられないのだと、そう思いたいです。
兄は自分の尻拭いを母に頼るような人ではありませんでした。
それと同様に、私も。叱られたからといって、親の言うことをハイハイ聞くような子どもではありません。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・梅蔵うめ
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