<義姉、介護を放棄>一人で抱え込んできた義姉の不満が爆発!知らなかった介護の実態【第7話まんが】
私(マリ、40歳)は激務の夫(トモキ、40歳)と小5の娘(ユウミ)との3人家族。パート勤務で都内に暮らしています。義姉(ナオコ、43歳)は地元の九州で義母と義祖父母の介護をしてきました。義父は他界しています。私たち夫婦は介護に関われない代わりに、毎月決まった金額を義実家に送っています。しかし義姉が結婚を機に上京することになり、私たちに介護を代わってほしいと頼んできたのです。私たち夫婦は義母や義祖父母を首都圏へ呼ぶ案を提案しましたが、義姉にシニアの環境変化は負担だと却下されます。悩んだ私はそもそも義姉が義実家に戻る必要があったのか気になるようになりました。


「前にも言ったでしょう? シニアが見ず知らずの土地に行くのはリスクが大きいのよ。環境に適応できないんだからさ」「そんなにイライラしないでくれよ。俺だってどうにかしようとしているんだからさ!」夫がめずらしく声を張りあげます。
これではケンカになって話し合いができません。「あの……。お義姉さんはどうして地元に戻られたんですか? 東京で就職も決まっていたんですよね? 今回の件に関係している気がして」
「お母さんは同居のおばあちゃんと仲が悪かったの。実親だけどね。それなのに食事や身の回りの世話をさせられてイヤだったみたい。おまけに病気で入院したし」「入院したの? 知らないけど」「カワイイ息子には心配かけたくないから、言わないでってお母さんに言われたの」義姉の話を聞いていくなかで、私や夫が把握していなかった事情がいろいろとわかりました。
義姉の話には夫も知らなかった内容が含まれており、私たちは姉の苦労を十分に理解していなかったと痛感しました。
私は義姉が自分の意思で自主的に実家に帰ったと思い込んでいましたが、義姉は半ば強制的に介護に関わることになっていたのです。
義姉は仕送りだけでは解決できない問題や負担も抱えていました。私は義姉と会って話すことで、義姉の気持ちや20年前の義姉の状況を知り、義姉が置かれた状況への理解が足りなかったと反省しています。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・春野さくら 編集・塚田萌
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