<義姉、介護を放棄>後悔するばかり。20年前の決断は間違っていた…【第6話まんが:義姉の気持ち】
私(ナオコ、43歳)は大学進学で東京に出て、そのまま東京で就職する予定でした。しかし卒業前に母(シホ、67歳)から「祖父母の介護を手伝ってほしい」と懇願され、地元の九州に戻って就職しました。5年前からは母の介護も始まり、ほとほと疲れました。でも嬉しいこともあります。彼氏(タカオ、43歳)と結婚して東京へ引っ越すことになったのです。やっと介護から解放されるという喜びの一方、20年前の様子を思い出して苦しくなっています。


こうして弟(トモキ、40歳)に介護を代わってもらうように話しましたが、「九州に引っ越すのはちょっと……。ユウミの受験もあるし……」などと後ろ向きな発言しかしません。義妹のマリさんに話すのはお門違いかもしれないと思いつつ、引っ越しも迫ってきたので、マリさんも含めたグループLINEに連絡しました。しかしマリさんも非協力的です。
マリさんからは「お言葉ですけど、これまでの20年とこれからの20年はちがうと思います」などと言われたのです! 私の思いやツラさなんてまったく知らないくせに!
20年前、東京での就職をあきらめてからは介護と仕事の日々。それなのに結婚できる機会まで奪われなくてはならないのでしょうか。
母が倒れたのが大きな転機となり、私は地元に帰る決断をしました。しかし今となってはこの決断が大きな間違いだったと感じています。私は結婚を機に介護から離れるチャンスがきました。しかし弟に介護を任せたいと頼んでも、後ろ向きな反応しか示さず、義妹のマリさんに頼んでも協力は得られません。弟夫妻と何度かやりとりを重ねましたが、状況は一向に進展しませんでした。私は電話でのやりとりでは解決できないと感じ、弟夫妻と直接会って話す決意を固めます。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・春野さくら 編集・塚田萌
続きを読む(本日配信予定)
次の連載へ