<プライドって大事!?>サイテー発言に喝ッ「プライド守るために他人を傷つけるな!」【後編まんが】
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前回からの続き。私(ユウコ、50代)は夫(マサト、50代)と大学4年生の息子(ソウマ)と暮らしています。息子には結婚を考えるほど長く付き合っていた彼女(サユ、大学4年生)がいました。私とサユちゃんの関係も良好なので、2人の結婚を楽しみにしていたのですが……息子はサユちゃんが大企業の内定をもらったことに引け目を感じ、別れを告げたそうです。私は2人が別れたことも、息子がサユちゃんを下に見るような発言をしたことにもショックを受けています。しかし私が夫や母に相談しても「放っておけ」と言われるだけで、納得できませんでした。

息子をしばらく放っておいた方がいいかもしれないと思いつつも、どうしても言いたいことを抑えられず息子と話をすることにしました。



息子にはものすごくイヤそうな顔をされましたが、今までにないくらい強く言ったからか、言い返してきませんでした。いくら疎まれても、親として言うべきことを言っておきたかったのです。伝えたいことを言えてスッキリしました。
そして数日後、なんとサユちゃんから連絡がありました。息子とサユちゃんの長い付き合いのなか、私とサユちゃんが関わることもあったので、連絡先を交換していたのです。
ずっと悶々とした気持ちだったけど、サユちゃんの言葉に少しあたたかい気持ちになり、救われたように思います。
私の自己満足かもしれませんが、息子に言いたいことを伝えられてよかったです。他人と比較して得た自分の価値なんて脆いものです。自分の価値は自分で作るもの。それに、プライドを守るために他人を傷つけていいとは言えないでしょう。
息子と別れたことで、心優しいサユちゃんがこれ以上傷つかずに済んだのかもしれません。
私はこれからも息子の人生を見守ることしかできないでしょう。
息子が自身の弱さや醜さと向き合い、成長していくのを心から願っています。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・森乃クコ 編集・横内みか
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