<どっちがいい?>姉妹がいる夫 VS. 男兄弟のみの夫。実感やイメージで比較してみると……
あなたのダンナさんは姉妹あり、男兄弟のみ、もしくはひとりっ子、どれですか? 夫のきょうだい編成についての考察がママスタコミュニティにありました。「姉妹のいる夫」と「男兄弟しかいない夫」。どちらがいいかを比べるトピックです。
どっちがいい?わが夫を通した実感から、単なるイメージまで
例えば、夫の性格。性格は持って生まれた気質が大きいでしょうし、経験や育ってきた環境が影響することもありそうです。その「育ってきた環境」の中には姉妹がいたこと、男兄弟しかいなかったことも含まれるのでしょうか。
『うちのダンナは男兄弟しかいないので、女性に対して女神のような理想を持っている。女性が人前でオナラやゲップをするなんて、信じられないみたい』
コメント欄には自分の夫を通した実感が、たくさん寄せられました。こちらのダンナさんは女性への理想が高いそうで、妻であるこの方も娘さんも日々そのイメージを壊さないように心がけているとか。「女性が怒鳴ったり汚い言葉遣いをするのも、信じられない様子。娘がきょうだいゲンカしているときは、卒倒しそうな顔で見ている」と教えてくれました。
『ダンナには妹がふたり。義弟(妹のダンナ)たちが仲よさげにしているのを見ると、私も嫁仲間が欲しかったなと思うことはある。妹たちが仲よしで結束が強いから、集まったときは疎外感を感じる』
義妹さんたちとの関係は良好だそうですが、なまじ「同性だから、もっと仲よくなれるのでは」と期待してしまうのがよくないのかもしれません。
「男兄弟だけだと、それぞれの嫁が比べられたりしそう。イメージだけど」という声も届きました。今回は実感から単なるイメージまで、みなさんが考える双方のよさを比べてみましょう。偏見もあるのかもしれませんが、あくまでイメージとお考えください。
姉妹がいる夫は女心がよくわかるから、気がラク!
まずは姉妹がいる夫についてのコメントから。
『うちのダンナは妹がいる。やさしいよ。女の気持ちがわかるから、義実家とのことでも味方になってくれる』
目立ったのは「やさしい」という意見。女性が身近にいたことで、女心の微妙な部分も読み取れるようになったと考える方が目立ちました。「とくに妹がいる人はやさしい」という声もあったのは、昔の漫画などによくある「お兄ちゃんが守ってやる」といったイメージからでしょうか。
『義姉から家庭内のグチを聞かされるらしく、育児にも家事にも協力的』
姉妹から突きつけられるリアルを、わが身に活かしているわけです。
先程の「女性は女神」というダンナさんとは真逆で、「女性に対して変な理想を持っていない」という声もありました。「PMS(月経前症候群)などにも理解がある」というダンナさんもいて、女性にとっては何ともありがたい存在でしょう。
『姉から揉まれ、妹に頼られて育ってきてるからなのか、私の扱いも上手』
この方のダンナさんは、上と下、姉妹に挟まれているのだとか。気苦労も多そうなきょうだい構成ですが、そこから自然と身に着けてきた渡世術をもっているようです。
『うちのダンナは、私より義妹を大事にするよ』
もちろん姉妹がいるゆえの苦労についてのコメントもありました。「姉妹が何かと小姑風を吹かせてくるのが嫌」「義母が私と娘を比べてくる」「女は女に意地悪するからね」などという声も。マイナス面の実感として目についたのはダンナさんの人柄ではなく、姉妹の存在そのものについて。いいか悪いかは、その姉妹の人間性が大きく影響するようです。
『小姑はやっかいだけど、義親の世話を丸投げできると思う』
こんなメリットを説く声も声も。たしかに男性よりも女性のほうが、自分の両親と密な関係性を築いているイメージはありますね。
男兄弟だけの夫は、女性を大事に取り扱ってくれる!
一方、男兄弟しかいない夫はどうでしょう。
『男兄弟だけのダンナ、やさしいよ。ついでに義母さんもやさしい』
こちらにも複数あった「やさしい」という意見。結局はダンナさんの性格次第で、きょうだい編成は関係ないのかと思いきや……?
『男兄弟しかいないダンナだけど、義弟たちもみんなすごくやさしい。女心がわからず嫁たちを怒らせることも多いけど、説明すれば理解してくれようとする。義母もサバサバしていて、つきあいやすい』
姉妹のいる夫のやさしさが「女心がわかる」からによるところが大きいとしたら、男兄弟ばかりの夫は「女性という弱き存在を守らなければ」というナイト(騎士)的な発想があるのかも? 「ダンナは男三兄弟。私は義両親や義兄弟にも大事にされてきた」というコメントもあったのですが、やはりどこか丁重に扱ってくれる傾向はありそうです。
さらに「義母がサバサバしている」という声は他にもありました。男の子ばかりの兄弟の母は、おおらかでいないと務まらないのかもしれません。
『義両親も息子たちに期待していないので、つきあいがあっさりしている』
この方は義両親が結婚を機に一転し、距離を詰めてこなかったのが幸いしたと言います。
『男三兄弟。嫁たち3人仲よしで、夜中までおしゃべりしたりする』
「みんな義実家が嫌いなわけではないけど、義実家のグチを言い合ったりする」といいます。共通の話題があるのも、同じ家の嫁ならでは。いい関係性が築けると、親戚づきあいがその先もずっと楽しそうです。
男兄弟のみの夫の難点としては、「ダンナが妻と母親を比べがち。とくに優秀な義母だと、妻に対する目が厳しい」「娘がいない義親は、お嫁さんの実家をないがしろにしがち」といったコメントもありました。
結局のところ、どちらのパターンがよくてよくないのか? 夫が人間的にちゃんとしているか、義きょうだいとの距離感やその性格など、状況によりまったく異なるのが実際です。ただ、姉妹のいる夫と男兄弟だけの夫、「もしかすると、そんな傾向があるかも」と想像してみるのはおもしろそうですよ。
文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・Ponko
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