<過保護?放任?>親のクチ出しは不要?子育て方針に不安持ちつつ「見守ることも大事」【後編まんが】
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前回からの続き。私はメグミ。娘のサクラは小学6年生です。うちは子どもだけでのショッピングモールでの買い物もファストフードでの外食もOKにしています。しかしサクラが仲良しのアサヒちゃんを誘ったところ、アサヒちゃんのママから私あてにメッセージが来ました。アサヒちゃんの家の方針では、子ども同士で出かける場合は公園か児童館。外食はNGで、お弁当を持たせるとのこと。私から見れば過保護だし、わざわざ教育方針が違う家の子と遊ばなくてもいいような気がします。私はサクラに、アサヒちゃんのママの方針を伝えました。

もうアサヒちゃんと一緒に遊ぶのはやめたら? そんな言葉が出かかったのですが、意外にもサクラの反応はあっさりしたものでした。私は心のどこかで「そんな家の子と遊ばなければいいのに」と思っていたのですが……。サクラに言われてハッとしました。
アサヒちゃんのママもいろいろ悩んでいるようです。「娘の交友関係を狭めてしまっているのでは」という気持ちを打ち明けてくれました。けれど無理してよその家のやり方に合わせる必要はありません。子どもたちは、ちゃんと自分たちで相談し合って解決できるのです。
子どもだけでのショッピングモールをOKしているわが家と、NGにしているアサヒちゃんの家。それぞれの家のルールが違う以上、てっきり遊ぶ約束はキャンセルになると思っていました。しかしサクラはアサヒちゃんに合わせて、公園で遊ぶという結論を出したのです。
サクラの柔軟な態度に私は感心しました。それに比べて、アサヒちゃんの家のルールを「面倒くさい」と思ってしまった私は幼稚でしたね。反省しています。誰とどこでどう遊ぶかは、もう子どもたち同士で決めてもらっていいのでしょう。アサヒちゃんのママとも分かり合うことができて良かったと感じています。
原案・ママスタ 脚本・ササミネ 作画・こごじら 編集・井伊テレ子
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