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<日本ではナシ?>「ご自由にお持ち帰りください」と書いて不用品を処分したい。危ないかな?

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子どもが使ったものや家の中にある不用品は、そのまま処分する場合もあります。でもまだまだ使えるとなったら、誰かに譲りたいと思うもの。ママスタコミュニティのあるママはガレージセールのようなことをしたいようで、こんな相談がありました。

『大学生の子どもが読み終わった本、ほぼ新品の衣類や日用品など処分したいです。道路に面した家の敷地内に「ご自由にお持ち帰りください」と書いて置いていたら嫌がられる? リサイクルショップやフリマサイトで売るのも面倒、誰かに声かけするのも面倒。でも捨てるのはもったいないほど綺麗で再利用してもらえたら嬉しい。海外では一般的だけれど、そんなことをしたら近所の人に白い目で見られるかな?』

子どもが読んでいた本や洋服、日用品の処分をするために、家の敷地内に並べて自由に持ち帰ってもらうようにしたいと投稿者さんは考えています。海外ではこのようなことが頻繁に行われているようですが、日本ではあまり見かけませんね。お金のやり取りはないのですが、他の人からどう見られるか心配なのでしょう。でも実際にこのようなことをしているママもいるようで、プラスの意見も届いています。

「自由にお持ち帰りください」いいと思う

『私もやってみたい。子どもの服やおもちゃ、使わなくなったものを全部捨てているけれど、もったいないし欲しい人いればあげたいと思っている』

使わないものとはいえ、そのまま処分してしまうのはもったいないという気持ちはありますよね。そんなときに玄関先に使わなくなったものを並べて、「ご自由にお持ち帰りください」と張り紙などをしておけば、欲しい人に持ち帰ってもらうことができる。このような形であれば手軽に使えるものを譲ることができるので、他のママもやってみたいと思っているそうです。

『やっているお宅もあるよ。自宅駐車場の道路側にたくさん入った段ボールを置いて、ご自由にお持ちくださいって。他にも閉店するお店の食器類も見たことあって、それはすぐに少なくなっていた。いいと思うよ』

『農家の親戚からはっさく100個をもらって、やったことがある。その日に全部なくなった』

『うちの実家も普通の住宅地だけれど、親が使わなくなったテーブルセットやカラーボックスや衣類に「欲しい方どうぞ」と紙を貼って置いておいたら、すぐなくなっていたよ』

既に「ご自由にお持ち帰りください」をしている家もあるようで、ママたちからは目撃情報や体験談が寄せられました。張り紙をしてダンボールに入れておいたりテーブルの上に並べたりしておけば、欲しい人がそれを見て持ち帰ってくれているようです。また置くものの大きさはあまり関係なくテーブルやカラーボックスでも持ち帰ってくれる人も。さらに食品でも同じことをしたママの体験談も。きっと家の人を知っている人が持ち帰るのではないでしょうか。お裾分け感覚なのかもしれなせんね。

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「ご自由にお持ち帰りください」で注意したいことは?

ある程度の個人情報がわかってしまう

『家族構成や年齢がバレて悪用される場合もあるよ? それでもいいの? 警戒心なさすぎだし、ちょっとありえない』

『置いている日用品の趣味や品質から家の情報がある程度読み取れてしまうので、空き巣や押し込み強盗のターゲットにならないように気をつけて』

確かに置いてあるものから、家族の年齢や家族構成がある程度わかってしまうこともあります。また置いておくものの品質からその家庭の収入などが推測できて、犯罪に巻き込まれる可能性も出てきますね。家の情報をさらすことになりかねないという意見も寄せられました。

風で飛ばされないようにする

『やっている人をたまに見るから、変ではないと思うよ。ただ風が強いときに飛ばされて、他人の敷地に入らないように気をつければ』

屋外にものを置くことになるので、風が強い日には飛ばされないようにしたいですね。飛ばされて散乱してしまうと、道路に出てしまったりご近所さんの庭に入ってしまったりすることもあるでしょう。まずはご近所さんの迷惑にならないようにするのは大前提と言えます。

不用品以外を持ち帰られないようにする

『やっている家があったけれど、不用品を置いている場所以外にも入られて持っていかれたって』

不用品を置いているのが家の敷地内で、しかもきちんとわかるようにしてあったとしても、他のものまで持っていってしまう人がいるそう。間違えるのではなく、わざとしている可能性も考えられるでしょう。誰もいない状況で置きっぱなしにしている場合、このようなことが起きることも想定して準備しておくといいのかもしれません。持ち帰ってもらってもよいものと、そうでないものは明確に分けて近くにものを置かないなどの対策が必要になりそうですね。

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このようなリスクを考えると……

『不要品を引き取って処分してくれる業者もあるよ。そういうところに頼んだら?』

『面倒でもリサイクルショップに売りにいったほうが安全』

投稿者さんはフリマアプリやリサイクルショップに持っていくのが面倒とのことですが、家の敷地内で不用品を持ち帰ってもらうことには、他のママからのアドバイスにもあったように一定のリスクはあります。それを考えると不用品を売れるサービスを使うのもいいのかもしれません。リサイクルショップの場合は自宅まで買い取りにきてくれるサービスがあるところもありますから、調べてみるのもよさそうです。

注意をしながらやってみては?

『悪い方に考える人はもらっていかないだろうから、思い切ってやってみたらいいんじゃない? 投稿者さんの行動がきっかけになって近所の人も始めるかもしれないしさ』

不用品をフリマアプリやリサイクルショップで売ることに比べれば、家の敷地内に置いて自由に持ち帰ってもらうような機会は少なく、そのため投稿者さんも抵抗を感じているのでしょう。でもガレージセールが嫌だと思う人は興味を示さないですし、持ち帰ることもありません。逆に抵抗がない人ならば、必要なものを持ち帰ってくれるのでしょう。家の情報や風や雨などの天候への配慮、必要なものまで持ち帰られないようにするなどに注意をしながら、一度やってみてもいいのではないでしょうか。実際にやってみてわかる部分もあるでしょうし、投稿者さんが始めることがきっかけでご近所さんも同じことをしだすかもしれませんね。

文・こもも 編集・ここのえ イラスト・Ponko

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