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【こどもでぱーと】子どもの好きが見つかる場所に。フェンシング太田 雄貴さんトークショー【後編】

前回からの続き。ひとつのビルの中に、親子のためのサービスがぎゅっと詰まった「こどもでぱーと」。子どもたちが習い事をしている間に、同じ施設内でママも自由な時間を過ごせるエリアがあり、その利用方法はさまざまです。開業セレモニーではフェンシング銀メダリストの太田 雄貴さん夫妻によるトークショーや体験プログラムも開催されました。最後に、大久保 立樹さん(ヒューリック株式会社 新事業創造部 こども教育事業室 参事役)にもお話を伺います。

子どもの“好き”を育みたい。でもそれには一苦労

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フェンシング銀メダリストの太田 雄貴さん夫妻によるトークショーと体験プログラムも行われました。太田さんは2人のお子さんがいるパパ。なんとトークショー前日も子どもの体調が悪く、その対応のため寝不足だったそうです。大事なときほど子どもの体調が悪くなる……あるあるですよね。

子どもの“好き”を見つけたい

「子どもの“好き”を見つけて育みたい」とおっしゃっていた太田さん。同じように思うママも多いのではないでしょうか。「こどもでぱーと」にはさまざまなテナントが入っていますし、9階のスタジオでは曜日・時間別に多彩なプログラムを展開しています。「ここに来れば何か見つけられるのでは?」と思わせてくれますね。

同じ場所だから大丈夫

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太田さんのお子さんは場所見知りをするタイプのようで、初めての場所だと緊張してしまうそうです。習い事の体験に行っても、やりたい気持ちと緊張とでなかなか楽しく取り組めないのだとか。そういった場合でも、「同じ施設内にあるだけで、少しは緊張が緩和されるかもしれない」とおっしゃっていました。また小児科や病児保育が入っているのもいいですよね。行き慣れた場所にあることで、ややハードルが低くなるのではないでしょうか。

フェンシングの体験プログラム

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開業セレモニーでは、子ども向けのフェンシングの体験プログラムも公開されました。報道陣に囲まれながら緊張の面持ちの子どもたちでしたが、太田さんによるプログラムが始まるとニコニコした笑顔で楽しんでいました。ヒューリック株式会社 新事業創造部 こども教育事業室参事役 大久保さんは、「このようなプロが特別講師として行う体験プログラムも定期的に開催したい」とおっしゃっていました。

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長い時間を経て形になった「こどもでぱーとへの思い」

最後に、「こどもでぱーと」のプロジェクトに構想段階から参加されていたヒューリック株式会社の大久保さんに直接お話を伺う時間をいただきました!
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「こどもでぱーと」の構想は3年前から!

4月1日にオープンした「こどもでぱーと」ですが、構想は3年前からあったそうです。そのときには、既にヒューリック株式会社・株式会社リソー教育・コナミスポーツ株式会社での提携もできていたのですが、いちばん難航したのが立地選び! 物件取得のノウハウのあるヒューリックさんをもってしても駅近に「こどもでぱーと」をつくるだけの土地を探すのは容易ではなかったそうです。その甲斐あって、今回お伺いした中野だけでなく、たまプラーザも駅から徒歩2分の場所。ほかにも現在東京都渋谷区や千葉県市川市本八幡にもできる予定で、特に保育所や学習塾が多いエリアや子育て世帯が多いエリアに注力したいとのことです。今後20店舗まで増やしたいとおっしゃっていました。

快適な子育てを支援するために

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「こどもでぱーと」はさまざまなサービスが1か所に集まっているワンストップの利便性が魅力の施設ですが、受験体操のように他にはない企業同士の連携があります。そして各テナントを相互利用しやすい形態になっています。さらに大久保さんは、「作って終わりとは考えていない」とおっしゃっていました。コンシェルジュや送迎サービスがあるように、施設を利用する人たちがその後も安心して安全に利用できるように考えているそうです。「これからオープンして利用者が増えるなかで保護者の話を聞いて、より成長していきたい」ともお話しくださいました。

ひとつのビルの中に、「あったらいいな」がぎゅっと詰まった「こどもでぱーと」。「仕事で習い事の送迎ができない」「子どもが自分で習い事から習い事に移動できるだけでも助かるのに」「子どもの習い事の間にゆっくりしたいな」「いろいろな習い事の中から“好き”を見つけてほしい」など、ママの思いを叶えてくれるのではないでしょうか。カフェなどの施設を利用してみて雰囲気を感じつつ、子どもが興味のあるものがないか探してみてもいいかもしれませんね。

取材、文・いけがみもえ 編集・編集部

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