<不安>マイナ免許証、発行した人は何%?費用やオンライン手続きはいいけれど… #ママスタニュース
2025年3月から「マイナ免許証」の発行が始まりました。マイナ免許証とは、マイナンバーカードと運転免許証及び運転経歴証明書が一体化した免許証のこと。ママたちはこの「マイナ免許証」を発行する予定があるのでしょうか。
ママスタセレクトとママの交流掲示板「ママスタコミュニティ」ではアンケート調査を実施。ママたちから回答が寄せられました。
マイナ免許証「様子見」「発行予定なし」の人たちが7割超に
アンケート結果によると、ママたちの回答の割合は以下のとおりです。
しばらく様子見する:46.9%
発行する予定はない:29.1%
運転免許を取得していない:13.2%
すでに発行した:8.0%
半年以内に発行予定:2.8%
「しばらく様子を見たい」「発行する予定はない」と答えた人たちが全体の76%という結果になりました。「すでに発行した」人(8%)を大きく上回っています。
参照:ママスタコミュニティ| マイナ免許証、発行予定ある?
発行に消極的な理由とは
大多数のママたちが「様子見」「発行する予定はない」と答えた背景にはどんな理由があるのでしょうか?
『情報漏えいが心配だから』
『身分証明書になるものを1つにまとめたくない』
『全てを紐づけたら、全部見られる気がする』
多く寄せられたのがこれらの意見でした。他人に情報を公開すること、情報漏えいの心配を抱える人は少なくありません。さらに、
『免許証は去年更新したばかりで、次の更新のときまでにシステムが変わっていそう』
という声もあります。マイナンバーカードと紐づける「マイナ保険証」や「マイナ免許証」。このシステムが最善で最良なのか、さらにそのシステムが継続するのか、ということを不安に感じる人もいるようです。
再発行手続きの煩雑さもネックに
『失くしたら役所と免許センターで再発行の手続きをしなくてはならず面倒』
マイナ免許証を紛失した場合、自治体でマイナンバーカードの再発行をしたうえで、さらに運転免許試験場で免許情報を記録することになります。マイナ免許証のみ保有していた場合は、再発行されたマイナンバーカードに免許情報を記録するまで車の運転ができません。車を日常的に使用している人にとっては大きな痛手になりますね。
「すでに発行した」「発行予定」の人たちの意見とは
『発行しておかないと、急に必要になったときに困る』
現在は「運転免許証+マイナンバーカード」の2枚もち、または「運転免許証のみ」で運転が可能ですが、今後のことは分かりません。機会があれば取得しておこうと考える人もいるのでしょう。
またマイナ免許証を持っている場合には、マイナポータルの連携手続きをしておくと、さまざまなメリットも受けられます。たとえば、住所や氏名などの変更手続きもワンストップ化される、更新にかかる費用が安くなる、優良運転者又は一般運転者であれば更新時講習をオンラインで受講できるなど、忙しいママたち世代にとっては有難いこともあります。それらのメリットを知って「マイナ免許証」の発行手続きに踏み切った人もいるのかもしれません。
マイナ免許証の発行には慎重な人が多数
全体の7割強が「様子見」「発行する予定はない」と回答したマイナ免許証。紛失した際の再発行手続きの煩雑さや、すべての個人情報を紐づけることへの不安を語る人も多くいました。
また現行のシステムでは、マイナンバーカードを更新しても運転免許の情報は引き継がれません。マイナ免許証を取得してもマイナンバーカードを更新すると、一体化の手続をやり直す必要があります。マイナンバーカードの有効期限が近い人は、更新手続きを済ませてからマイナ免許証を取得した方が良さそうです。(※システムの改善は2025年秋頃の予定)。
政府はマイナ保険証と同様にマイナ免許証の発行を推進したい考えですが、まだまだ取得率が低いのが現状です。国民に周知していくことが求められているといえそうです。
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