いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

<バリアフリーできてる?>声かける決心「困っている人を助けたい!」【第4話まんが:ダンの気持ち】

前回からの続き。俺は高一のダンです。友だちのアキトに誘われてアキトの家にお邪魔したら、目の不自由な妹・ノノカちゃんが明るく迎えてくれました。とても人懐っこく、本を読んだりピアノを弾いたりすることが好きだと話してくれました。ノノカちゃんはハンデがあることを忘れさせてしまうくらい明るい子で、俺も楽しく話すことができました。最初こそ「目の不自由な人に対して、自分が失言をしてしまわないだろうか」なんて心配していた俺でしたが、いつの間にかそんなことも忘れてしまっていたほどでした。

広告

4-1-1
4-1-2

4-1-3
アキトもノノカちゃんも楽しそうにしています。俺は「これが2人の日常なんだ」と、2人の様子をなんとなくずっと見ていました。
次の日学校に行くと、アキトはいつものように声をかけてきました。
4-2-1
「……アキトすげーよな。その、サポートの仕方が完璧で」「まあね、ノノカが生まれてからずっとこうだから。でも俺がすごいんじゃなくて、ノノカのあの性格に助けられてる部分の方がかなり大きいよ」
4-2-2

広告

4-2-3
アキトは楽しそうに笑っていて、俺はまたもや「すごい」と思ってしまいました。そして、「もし困ってる人がいたら俺も助けたい」とも。
それからもノノカちゃんと何度か会っていたある日、俺は母さんとファミレスへ行くことに。そこでたまたま目の不自由なお客さんに会いました。
4-3-1
一瞬「どうしよう」と戸惑いましたが、俺の足にたまたま杖が当たったので、声をかける決心がつきました。
4-3-2

広告

4-3-3
アキトとノノカちゃんの関係性を見て、また、アキトがノノカちゃんのことを上手にサポートしている様子を見て。俺は「困っている人が現れたら、自分もサポートができたらいいな」と思うようになりました。
そんなある日、ファミレスで目の不自由なお客さんに会い、勇気を出して声をかけてみました。感謝の言葉をもらい、少しでもその人の助けになれていたらと思いました。
これからも目の前に困った人が現れたら、そっとサポートできる人になりたいと思います。

原案・ママスタ 脚本・motte 作画・林檎りん 編集・塚田萌

次の連載へ

※この漫画はママスタに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

林檎りんの記事一覧ページ

関連記事

<似合う?似合わない?>思春期にド直球はNG!体格いい娘は流行りの服が似合わない!【前編まんが】
私はナズナ38歳、兼業主婦です。夫のヒロトは38歳、海外で単身赴任をしていて、年に数回だけ帰国します。子どもは中2の娘(ミチル)がいます。娘は思春期になり生意気になりましたが、とくに大きな問題はなく、...
<バリアフリーできてる?>「お手伝いしますよ」反抗期の息子、意外な行動にビックリ【第1話まんが】
私はサツキ。夫とひとり息子のダンと、3人暮らしをしています。現在高1のダンは、反抗期まっただなか。汚い言葉で罵倒したり暴れたりするようなことはありませんが、私たち親との会話は格段に少なくなってしまいま...
<スクール水着、いる?>来年は着られないし!クロッチは入念に洗って…はい、あげる【第1話まんが】
私はマホ。夫のケントと一緒に、娘のエナミを育てています。あんなに幼かったエナミも、もう小5。子どもの成長とは早いものですね。近くに住んでいる義妹(アスナちゃん)一家とは家族ぐるみで仲良くさせてもらって...