<子連れ参加OK?>女の友情にキケン信号。何十年後か…また笑い合える日はくる!?【第4話まんが】
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前回からの続き。私(ユウナ、36歳)は夫と息子(小学生)との3人暮らし。私の住む県内にミサキ(36歳、独身)が住んでおり、隣県にはサエ(36歳、専業主婦)が住んでいます。私たち3人は高校時代から仲がよく、卒業後もサエが出産するまで定期的に会っていました。今年は7年ぶりに3人で会えると思いきや、サエが子連れにしたい、場所も変更したいと言いだします。しかもサエは会うお店選びを私とミサキに丸投げしたうえ、会っても子どもの自慢話ばかりしてくるので、私はどっと疲れました。


「私の母がサエみたいなタイプだったの。『お母さん大変なの、がんばっているの』アピールがすごくて。もちろん育ててくれたのは感謝しているよ。あー、お母さんとサエが被るから私は苦しいのかなあ? 子連れ同士だとまた違うのかなあ?」いつになく饒舌で鋭い指摘をするミサキに内心驚きます。「いやいや、あの『子育て命』的な感じは、一緒にいる人を選ぶと思うよ」
ミサキと話し、サエとはムリに話題を合わせてまで会う必要はないのかなと思えました。帰宅後、サエはよほど楽しかったのか、というか私たちの観客ぶりが気持ちよかったのでしょう。「また来月も集まろーよ」と言ってきました。でも私はそんな気になれず、「来月は仕事が忙しいから、またの機会にさせてもらうね」とやんわり断ります。
私はミサキと話しているうちに、少し気持ちが軽くなりました。サエをキライなわけではないし、これまでの友情を否定するつもりもありません。ただ、今は私とサエの生き方や関心ごとがあまりにも違っているのでしょう。
実際にサエに会って話すと、会う場所をあれこれ考えて決めるのも、ムリに話題を合わせるのも、かえって疲れてしまうのだと実感しました。
ミサキの「女の友情って、くっついたり離れたりしながら育まれるのかな」という言葉を希望に、今は少しサエと距離を置きつつ、また自然と笑い合える日が来るのを待ちたいと思います。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・春野さくら 編集・塚田萌
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