山形新幹線E8系「つばさ」のプラレールの人気の秘密に迫る!つばさ1周年記念イベントが開催
2024年3月16日に運行がスタートした、山形新幹線の25年ぶりの新車両E8系「つばさ」。2025年現在では、国内新幹線の最新車両として子どもたちからも大人気です。そんな山形新幹線E8系「つばさ」運行開始1周年を記念したイベントが、2025年3月16日に山形県米沢市のJR米沢駅で開催されました。
1日限定の「プラレールよねざわえき in 米沢駅」イベントが開催!
それは1日限定の「プラレールよねざわえき in 米沢駅」イベント。プラレールを展開する株式会社タカラトミー、観光まちづくりを推進する法人プラットヨネザワ株式会社、東日本旅客鉄道株式会社東北本部の共催のもと、E8系「つばさ」やプラレールにまつわるさまざまな催しが行われました。
この日のJR米沢駅は、「プラレールよねざわえき」として横幅2メートルの大きな駅看板や特別改札を設置。プラレールの巨大ジオラマ展示や、「つばさ」とプラレールのコラボレーション仕様に全面的に装飾されていました。
新幹線ホームでは、「つばさ 127 号(10:22 着、10:25 発)」のお出迎えとお見送りをする特別イベントを開催。765名が「プラレール駅特別改札ゲート」から新幹線ホームに入場して、「ようこそ!」「いってらっしゃい!」と書かれた特製応援ボードを掲げ、満員で賑わうホームで「つばさ」の到着を出迎えました。
E8系「つばさ」のプラレールはなぜ人気?
さらに米沢駅の新幹線ホームにプラレールの特設会場を設け、山形新幹線「つばさ」とプラレール「つばさ」が同時に出発する「しゅっぱつしき」を開催。抽選で選ばれた8人の「プラレールよねざわえき」の子ども駅長が、JR米沢駅長とともに山形新幹線の発着に合わせて、「しゅっぱつ進行! 発車!」と合図を送っていました。
運行開始して1年が経った今もなお、E8系「つばさ」の人気の高さがうかがえた今回のイベント。山形県内では特にE8系「つばさ」のプラレールは品薄になっているなど、地元では特に高い人気を誇っています。この理由について株式会社タカラトミーの広報の方にお話を聞くと、「その車両が走っている地域は特にそのプラレールが人気の傾向があります」と教えてくれました。
全国的にもE8系「つばさ」は根強い人気があり、車両自体の人気がプラレールの人気にも繋がっているとのこと。E8系「つばさ」は、車両の運行開始と同時に、「E8系つばさ」のプラレール車両とレールや、情景部品によるオールインワンセットになった「連結!E8系つばさ&トミカアーチ踏切セット」が発売されています。
「プラレールに初めて触れるお子様も遊びやすいセットだったことから、売れ行きが好調でした」と人気の秘密を教えてくれました。
気になる東北新幹線の新型車両「E10系」のプラレールは?
また東北新幹線の新型車両「E10系」を、2030年度内に運転開始する計画が発表されました。E10系のプラレールは発売される予定があるのかと聞くと、現時点では商品化の具体的な回答はできないとのこと。慣例ではこれまでもプラレールは車両の運行と同時に発売されているので、2030年以降を楽しみに首を長くして待つことになりそうですね。
ちなみに「プラレールよねざわえき」の駅看板は、2025年5月6日までJR米沢駅西口に設置されるそうです。またプラレールの巨大ジオラマは上杉城史苑、イオン米沢店にて5月6日まで展示されています。プラレール好きの子どもがいるママは、米沢に遊びに行ってE8系「つばさ」やプラレールの魅力に触れてみてくださいね。
文・AKI 編集・有村実歩