＜親のエゴ？＞4歳のわが子が「スイミングをやめたい」と言い出した！やめさせるべき？

習い事を続けようかやめさせようかと悩むママは少なくないでしょう。子どもの年齢、やる気、月謝などさまざまな要因が絡んでいるため、すぐに決断はできないですよね。先日ママスタコミュニティにはこのような投稿が寄せられました。

『プールもう行きたくないっていう子ども。4歳だけどどう対応したらいいのだろうか』

投稿者さんのお子さんは水泳の習い事をしているそうです。しかし「もう行きたくない」と言い出しているんだとか。習い事を続けさせたい投稿者さんとやめたいお子さん。まだ4歳ということで対応に困っており、ママたちに助けを求めていました。

やめさせていい！無理強いするとスイミングが嫌いになるかも

『やめてもいいのでは？　無理強いすると嫌いになっちゃうよ』

『「すぐやめさせるとやめグセついちゃうよ、すぐ逃げちゃう子になるよ」って言う人いるけど嫌ならやめさせりゃいいんだよ』

どんな経緯でスイミングの習い事を始めたのかはわかりませんでしたが、子どものモチベーションや、やる気がなければ習い事は続きませんよね。親が無理やり続けさせたところで、子どもがその習い事やスポーツ自体を嫌いになってしまっては本末転倒でしょう。投稿者さんのお子さんがどんな理由で「プールに行きたくない」と言い出したのかは不明でしたが、お子さんの「行きたくない」という気持ちを尊重してあげていいのでは？　と考えるママは少なくありませんでした。

『うちの場合、4歳で「ピアノやめたい」と言われてやめさせたけど、大きくなって「なんでそんなこと言ったんだろう？　ピアノ弾けるようになりたかった」と。4歳の言うことなんて、そんなもの』

投稿者さんのお子さんはまだ4歳ですから、ただなんとなく今日は行きたくないという一時の感情で言っている可能性もありますよね。実際に4歳で本人の意志を優先して習い事をやめさせたものの、数年後に「やめなければよかった」と後悔していたというエピソードも寄せられていました。「4歳の意見なんてそんなものだよ」というママもいて、投稿者さんがどうしても続けさせたい気持ちがあるのであればもう少し続けさせてみるというのもありかもしれません。

やめたい理由にもよる！投稿者さんが納得できるのならいいのでは

『どういう状況や理由なのかにもよる。選手目指してて毎日行くのが嫌になったのか、始めたばかりで顔つけや目を開けるところで躓いてるのか、進級したグループに嫌な子がいたとか特定のコーチが嫌だとか、終わったあと頭濡れてるのが寒いとか』

『うちは親子スイミングから入ったから、子どもだけのクラスに変わったら娘が「やめたい」って言うからやめたよ。男の子には優しいけど女の子に厳しいコーチがいたから仕方ないかなって。あと、水慣れ目的で入って水中で目を開けられるようになってたからいいかなって』

またお子さんにスイミングをやめたい理由をしっかり聞くことも大事ですよね。同じ習い事をしているお友達やコーチなどとトラブルがあったのであれば、そのトラブルを解決すればまた行きたくなるかもしれません。ひとまずお子さんとじっくり話をして、やめたい理由を聞いて一緒に解決策を考えてあげてみてほしいです。またスイミングに通ってどこまで泳げるようになったのかという習得度で考えてみるのもいいでしょう。「水を怖がらずに顔をつけられるようになったのだからもうOK」と投稿者さんが納得のできるボーダーラインをクリアしているのであれば、投稿者さんもやめさせやすいのではないでしょうか。

説得して連れて行き一旦は様子を見てみては？数年後に再開もあり！

『今はやめて、もう少し大きくなってから再開するか決める。オリンピックを狙わないなら小学生になってからでもいい』

『説得して連れて行ってみてそのときの雰囲気で決めるかな。結局楽しそうにやってるなら様子見』

『泳げるのが目的だけなら市民プールに親子で通えばいいと思う。そのほうが楽しい』

投稿者さんとしては「せっかくここまで通ったんだから続けてほしい」という気持ちがあるのでしょう。しかし一度スイミングの習い事をやめたからと言って、今後ずっとスイミングを習ってはいけないという決まりもありません。別のスイミングスクールに見学に行けばそこに通いたいと言い出すかもしれませんし、数年後に「やっぱりもう1回スイミングに通いたい」と言えば習わせればいいのではないでしょうか。また理由を聞いても投稿者さんが納得できないのであれば、一度お子さんを説得してプールに連れて行き、そのときの様子で今後を決めるというのもいいかもしれませんね。さらには「泳げるようになることが目的なら親子で市民プールに行けばいいのでは？」というアドバイスも。いずれにせよ、今すぐにやめるか続けるかを決断するのではなく、じっくりとお子さんにやめたい理由を聞いたり様子を見たりして決めていけばいいでしょう。一度やめたとしてもまた再開してもいいわけですから。

文・AKI　編集・みやび　イラスト・なかやまねこ