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<非常識?>消防署の前で消防車を見るのは迷惑?車大好きわが子がはたらくクルマから目を離さない

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消防車や救急車、パトカーなど”はたらく自動車”が好きなお子さんは、街の中でそれらを見かけると、思わず立ち止まって見入ってしまうときがあるのではないでしょうか。ママスタコミュニティに未就園児のお子さんのママから、こんな相談がありました。

『子どもが自宅近くの消防車を見に行きたがるので、ときどき消防署に連れて行きます。ただ消防署は大通りにあって、通行人や自転車、車の行き来が多い場所。なので、消防署の敷地内の片隅で屈んで眺めています。同じような親子を見かけないので、私たちが非常識なのではないかと不安です。みなさんはどうしていますか?』

お子さんを連れて、たびたび消防署に行くという投稿者さん。消防署の前の歩道などで見られればいいのですが、あいにく大通りに面した消防署のため、立ち止まっていると通行人や自転車の邪魔になってしまうそうです。車の往来も多い大通りのようですから危険でもありますよね。仕方なく消防署の敷地内の邪魔にならないところで見ているそう。お子さんは喜んで消防車を見ているでしょうが、投稿者さんは周囲の目をかなり気にしているようです。この投稿に、消防車をはじめ”はたらく自動車”が好きなお子さんのママから、さまざまな意見や体験談が寄せられました。

やはり、いましたよ!はたらく自動車が好きな子

消防署に消防車や救急車を見に行きたがる投稿者さんのお子さんの様子に、ママたちからは「うちの子も幼稚園に入ったころまで見ていた」「うちも自転車に乗せて連れて行っていた」などの声が届きました。投稿者さんは自分たち親子が非常識ではないかと心配していますが、ママたちから寄せられた反応は「はたらく自動車が好きな子、あるあるよね」と、投稿者さんの心配を吹き飛ばしてくれるようなものでした。

『うちも土日の朝に近所の消防署に見に行くし、同じように見に来ている親子に会うよ。たまたまそんな出会いがないだけで、同じような人がきっといるよ』

『大人が消防署の前をウロウロしていたら不審者だけど、小さい子を連れていたら周囲の人は察してくれるから大丈夫!』

『邪魔にならないように気をつけているようだし大丈夫だと思う。私も「いざ出動」というときには、端に寄らないとなと思いながら見ているよ』

ママたちは力強く「大丈夫!」とコメントしています。そして先輩ママは、見に行くときに気をつけていたことをアドバイスしてくれました。

『消防署の窓口にいる消防士さんに「見せてもらっていいですか?」と声をかけてから見ていたよ』

『いかにも”車が好きな子”という感じを演出してた。はたらく自動車のイラストがついた服を着せたり、ミニカーを持たせたりして』

車好きの子どもを連れた親子が来ていれば、消防士さんや周辺にいる人は、親子の気持ちを汲んでくれるでしょう。ママとしての配慮は、消防署の職員と思われる人に、きちんと挨拶ができれば、より丁寧な態度といえるのではないでしょうか。

消防署でのエピソード

さらにママたちからは消防署でのほっこりエピソードも届きました。

『車両の手入れをしている消防士さんと顔見知りになるうちに、少しだけ道具に触らせてもらったことがある』

『消防士さんに「今は忙しくて難しいけど、今度は中を見せてあげるからいつでも来てね」って声をかけてもらった』

『消防車を近くで見ていたら、署内から消防士さんが出てきて、消しゴムやノートなどのグッズをくれました。また消防車に少しだけ乗せてもらったことも。歓迎ムードでありがたいです』

消防署に子連れで行ったら迷惑かもしれないと心配になっていた投稿者さんですが、こうした消防士さんたちのエピソードにホッとしたのではないでしょうか。
筆者の子どもも小さかったころは、消防署の近くを通りかかるとしばらく立ち止まって眺める子でした。私たち親子以外にも、同じような親子がいましたし、きっと消防署では、このような風景はごくありふれたものなのだろうと思います。

また消防署以外でも「ゴミ収集車の人がミニカーをプレゼントしてくれた」「パトカーに乗ったおまわりさんが手を振ってくれた」というエピソードもありました。子どもが好きな”はたらく自動車”を使って仕事をしている人は、子どもたちへのサービスも考えてくれているようです。

消防や地域のイベントをチェック

消防署で働く人たちは、緊急出動に備えるだけでなく、日ごろから訓練を重ねています。さらに「地域を守る仕事をしている人」として、地元の園児や児童に多岐にわたる活動の内容を伝える学習の機会も提供しています。
また公共施設やショッピングモールなどの催事では消防車を公開しながら、防災への啓蒙(けいもう)活動を行っていることもあります。新年の出初式もその一つといえるでしょう。そのような、消防署員や消防車と触れ合える機会をチェックして、親子で参加するのも楽しいのではないでしょうか。お子さんの”はたらく自動車”が好きな気持ちを、これからも大事にしていってくださいね。

文・間宮陽子 編集・すずらん イラスト・マメ美

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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