<ワガママ娘が怖い…!>元カレの言葉にショック!泣きながら帰ると…?【第5話まんが:娘の気持ち】
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前回からの続き。私はアイラ。高校2年になると、だんだんと学校の勉強についていけなくなりました。勉強をしていても何も楽しくないし、親が決めた塾に行ってもやる気が出ない。勉強よりも彼氏と遊ぶほうがずっと楽しい。でも最近、付き合っていた彼氏にフラれてしまい、同じ学校なので顔を合わせることもあってサイアクです。何をしていてもイライラ、モヤモヤ。そのイライラを父にぶつけていたら、母から「自分が何をしたか、どれだけヒドい人間なのか、どう改善するのか、考えなさい」と言われてしまいました。
私と元カレはとても仲良しだったはずなのに、突然フラれてしまったのです。しかも元カレはすでに彼女がいて、それがなんと私の友達。急に別れ話をしてくるなんて、その友達が元カレに何か言ったに違いありません。そう思い、元カレを問い詰めました。
元カレの口から出てきたのは、想像もしていなかった言葉でした。人の悪口を言ったり、気に入らないことがあるとすぐ怒ったり、無茶振りをしたりする私のワガママに我慢ができなくなったと言うのです……。「お前がもうムリ」「性格悪すぎ」と言われて、放心してしまいました。
私が泣いて帰ると、父が心配して声をかけてくれました。
今までヒドいことをしてしまっていたのに、父はいつでも私に優しくしてくれることに気づきました。それに元カレだって、ワガママなことばかり言う私に付き合ってくれていたのです。
私は、今までの自分の振るまいが急に恥ずかしくなりました。周りが自分に合わせてくれることが、当たり前だと思っていたのです。
一晩中泣いて、元カレが言ったことの意味を考えました。元カレが持つ私のイメージはワガママで、思いやりがなくて、いじめをするような人間なんです。
私は、たしかに自分優先で生きてきました。相手が悲しんでいたって自分が楽しければよかったんです。
でも、自分を思いやってくれる人を大切にしないのは違うと気がつきました。本当は父に殴るフリをしたことも、いけないことだとわかっていました。
母の前ではやらずに、父とふたりだけのときにしていたのがその証拠です。私を好きでいてくれる人をがっかりさせないように、自分が変わらなきゃいけない……今はそう誓っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・Ponko 編集・海田あと