<消えた義母>逃げ場ナシ!姑と夫からの罵声に耐え「ガマンガマン!」【第4話まんが:義母の気持ち】
前回からの続き。私(サチコ)は会社役員の夫(55才)と姑(80才)、次男エイタ(22才)と4人で暮らしています。敷地内の離れには長男のレイジが妻のリョウコさんと娘のマナちゃんと住んでいます。夫と結婚したのは今から30年以上も前。子宝にも恵まれ、私は専業主婦として家族を支えていました。けれど舅が亡くなり、姑と同居をするようになってからは地獄のような日々がはじまったのです。何度も離婚がよぎるなか、私は2人目を妊娠し……。
レイジが中学生、エイタが5才の頃に、実家の母が亡くなりました。心配をかけたくない一心で、最後まで母に本当のことは言えませんでした。母はきっと、私が幸せだと思って亡くなったに違いありません。しかし悲しみに暮れる私に姑は……。
「この家から逃げたい」何度もそう思いました。けれど頼れる実家もない、きょうだいもいない、職もない。そんな状況で子どもを2人抱えて家を出たところで、生きていくことはできないでしょう。そうして耐え続けてきたのですが……。
子どもたちを連れて、この家から出ていきたいと何度思ったことでしょう。でも、できなかった。経済力に不安があり、子どもたちに苦労をさせてしまうことが目に見えていたからです。だから夫に分かってもらえなくても、姑に何を言われても、母が亡くなって孤独を感じても、私は必死で耐えてきました。
そして社会人になったレイジは無事に巣立っていき、あとはエイタだけ……。そんなふうに思っていたところに、エイタが不登校になってしまったのです。部屋に引きこもり、頑なに学校に行こうとしないエイタ。夫も姑もすべてを私のせいにして、罵声を浴びせてくるようになったのでした。
【第5話】へ続く。(明日配信予定)
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子