<余計な口出し?>価値観の違う相手と「歩み寄り」は大事!20歳になった娘の決断は…【後編まんが】
前回からの続き。私はメグミ。今年19歳になる娘のユズは同級生のフウマくんと付き合っていて、「20歳になったら結婚しよう」と言われているようです。けれどフウマくんは家業を取りしきるお父さんの言いなり。結婚してもユズが幸せになる未来が私には見えません。そこで私は妹のハルが結婚したときのことをユズに伝えました。ハルは旦那さんと結婚した理由を「私のことを絶対に悪く言わないし、意見が違っても話し合ってくれるから」と言っていたのです。
育ってきた環境が違うのだから、価値観が違うのは当たり前です。でもフウマくんのお父さんやフウマくんが歩み寄ってくれるとは思えません。ユズにも私の言いたいことは伝わったようです。「相手のことを否定しないって大事なんだね」
フウマくんとの別れは意外とあっさりしたものだったようです。「私はまだ学生だし、あと1年くらい考えさせてほしい」と言ったユズ。納得できないフウマくんはそれなら別れると大騒ぎしたそうで……。ユズも一気に気持ちが冷めたようです。
私は相手に流されるまま結婚してほしくなくて、妹のハルが結婚したときの話をしました。ユズにとっても身近な「ハルおばちゃん」の話は、ユズの恋愛観を少し変えてくれたようです。
もしかしたら長い人生のなかで、やっぱりフウマくんがよかったと思うこともあるかもしれません。けれど私は、ユズ自身が決めたことだから後悔はしないだろうと思っています。
まだ20歳のユズはこれからもいろいろな人と出会うだろうし、恋愛の相談をされることもあるのかもしれません。
決して親からの押し付けはしないように、そっと見守っていこうと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・ももいろななえ 編集・井伊テレ子